サンダース・ロー ラーウィック (Saunders-Roe Lerwick) は、第二次世界大戦初期にイギリス空軍で使用されたサンダース・ロー社製の飛行艇である。
イギリス空軍としては2番目に採用された単葉飛行艇で、1940年から沿岸航空隊に洋上偵察機兼哨戒機として配備された。しかし、エンジンの不調、安定性不良等のトラブルが多く、1941年5月にはコンソリデーテッド PBY カタリナに置き換えられてしまった。
その後、カナダ空軍に配備されたが短期間使用された後、全機退役した。