ザ・スモーク The Smoke 出身地
イングランド ヨーク ジャンル
活動期間
1965年 (1965 ) –1976年 (1976 ) レーベル
共同作業者
ザ・ショット 旧メンバー
ミック・ロウリー マル・ルカー ジョン・"ジーク"・ルンド ジェフ・ギル
ザ・スモーク (The Smoke)はヨーク出身のイギリスのサイケデリック・ポップ ・グループ。メンバーはミック・ロウリー(リード・ヴォーカル)、マル・ルカー(リード・ギター)、ジョン・"ジーク"・ルンド(ベース)、ジェフ・ギル(ドラムス、コンポーザー)。
バンドはもともと「ムーンショット 」と言う名前でヨークシャーを中心に活動していたが、ロンドンに移ったときに「ショット 」に改名[ 1] 。ひとつはトニー・アダムスとザ・ヴァイスロイズというバンドで、ベースがジョン・'ジーク'・ルンド、リード・ギターがマル・ルカー、ドラムがジェフ・ギルだった。もう1つのバンドは、リード・ヴォーカルにミック・ロウリー、リズム・ギターにフィル・ピーコック(Philip Peacock、1946年6月7日、ノーサンブリア州ニューカッスル生まれ)を迎えたムーンショット(Moonshots)だった。その後、これらのバンドが集まってザ・ショッツを結成し、コロムビアからシングル「Keep A Hold Of What You've Got」を出したが大失敗。ある時点でピーコックはバンドを脱退し、その後ザ・スモーク に改名した[ 1] 。
スモーク最大のヒットは「マイ・フレンド・ジャック」(ドイツチャート2位、全英シングルチャート45位)である、BBCはこの曲の薬物疑惑を理由に、放送を禁止した[ 2] 。このバンド名でリリースされた後のシングルには、ルンド、ルーカー、ギルのトリオのバリエーションが多く、セッション・ミュージシャンと一緒に演奏してサウンドを補強していた。いずれも売れなかった[ 1] 。
ギタリストのルンドは後にボニー・Mのサウンド・エンジニアとなり、「マイ・フレンド・ジャック」のカヴァー・ヴァージョンを録音した[ 3]
スモークの「Girl in the Park」の「ニルヴァーナ UK 」のデモ録音は、1994年のデモ曲集アルバム『Secret Theatre』の冒頭を飾る。
1967: It's Smoke Time (Metronome, Germany-only)
ザ・ショット名義
1965: "Keep A Hold Of What You've Got" / "She's A Liar" (UK)
1965: "There She Goes" / "Walk Right Out The Door" (UK)
ザ・スモーク名義
1967: "My Friend Jack" / "We Can Take It" (D)
1967: "High In A Room" / "If The Weather's Sunny" (D)
1967: "If The Weather's Sunny" / "I Would If I Could, But I Can't" (UK)
1967: "Victor Henry's Cool Book" / "Have Some More Tea" (D)
1967: "It Could Be Wonderful" / "Have Some More Tea" (UK)
1968: "Utterly Simple" / "Sydney Gill" (UK)
1968: "Sydney Gill" / "It Could Be Wonderful" (D)
1971: "Ride, Ride, Ride" / "Guy Fawkes" (UK)
1972: "Sugar Man" / "That's What I Want" (D)
1972: "Jack is Back" / "That's What I Want" (F)
1974: "Shagalagalu" / "Gimme Good Loving" (D)
1974: "My Lullaby" / "Looking High" (UK)
1976: "My Friend Jack" (1976 version) / "Lady" (F)
2015: My Friend Jack Eats Sugar Lumps: An Anthology (Morgan Blue Town, UK)