「The Hands That Built America」 | |||||||||||||
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U2の楽曲 | |||||||||||||
収録アルバム | 『「ギャング・オブ・ニューヨーク」ミュージック・フロム・ザ・ミラマックス・モーション・ピクチャー』 | ||||||||||||
リリース | 2002年12月17日 | ||||||||||||
ジャンル | シンフォニック・ロック | ||||||||||||
時間 | 4:35 (Soundtrack Mix) 4:58 (Acoustic Version) | ||||||||||||
レーベル | インタースコープ | ||||||||||||
作詞者 | U2 | ||||||||||||
プロデュース | ウィリアム・オービット | ||||||||||||
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「ザ・ハンズ・ザット・ビルト・アメリカ」("The Hands That Built America")は、2002年の映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』のサウンドトラックで発表されたU2の楽曲である[1]。この曲は「エレクトリカル・ストーム」と共に『ザ・ベスト・オブU2 1990-2000』に新曲として収録された[2]。。
曲の依頼を受けた時、U2は「Electrical Storm」をレコーディングしている最中で、当初は「A Man’s a Man[3]」というタイトルだった。その後映画のラッシュを観てアイデアを練り直して2001年の12月に完成。歌詞は第1節がじゃがいも飢饉、第2節がアメリカン・ドリーム、第3節がビル・クリントンが主導したアイルランドとUKの和平交渉、第4節が9.11となっている。
曲は『The Best of 1990-2000』が初出で、その後、このサントラにも収録されたが、サントラヴァージョンにはアンドレア・コアーのホイッスルとシャロン・コアーのヴァイオリンがフィーチャーされている。ちなみに劇中でボノがアイルランドの古歌「Báidín Fheidhlimí」を歌っているがサントラには収録されていない。
「The Playboy Mansion (2003 Version)」と「That’s Song」(カバー曲)をB面に収録して、シングルリリースされるはずだったが、その話は流れた。[4]
2003年にゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞。[5]第75回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたが、エミネムの「ルーズ・ユアセルフ」に敗れた[6]。他にも2003年ラスベガス映画批評家賞、2003年ワールド・サウンドトラック・アワード・最優秀オリジナルソング賞を受賞している。
「ザ・ハンズ・ザット・ビルト・アメリカ」は計7度ライブ演奏されている。初の演奏は2002年12月9日の『ギャング・オブ・ニューヨーク』のプレミア時、最後は2004年11月18日のアーカンソー州リトルロックのクリントン大統領図書館の開館時であり、その際はボノとジ・エッジのみで行われた[7]。
賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
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アカデミー賞[6] | 歌曲賞 | 「ザ・ハンズ・ザット・ビルト・アメリカ」 - ボノ&ジ・エッジ&アダム・クレイトン&ラリー・マレン | ノミネート |
ゴールデングローブ賞[8] | 主題歌賞 | 「ザ・ハンズ・ザット・ビルト・アメリカ」 - ボノ&ジ・エッジ&アダム・クレイトン&ラリー・マレン | 受賞 |
グラミー賞 | 映画・テレビ・ビジュアルメディア楽曲賞 | 「ザ・ハンズ・ザット・ビルト・アメリカ」 - U2 | ノミネート |