『ザ・ビギニング・オブ・タイムズ』 | ||||
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アモルフィス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ヘルシンキ ソニック・パンプ・スタジオ、クオピオ マルコズ・コックピット[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、メロディックデスメタル、フォーク・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ニュークリア・ブラスト | |||
プロデュース |
アモルフィス マルコ・ヒエタラ(ボーカル・プロデュース)[1] | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アモルフィス アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「You I Need」 - YouTube 「The Beginning Of Times (OFFICIAL ALBUM PREVIEW)」 - YouTube |
『ザ・ビギニング・オブ・タイムズ』(The Beginning of Times)は、フィンランドのヘヴィメタル・バンド、アモルフィスが2011年に発表した10作目のスタジオ・アルバム。
本作の歌詞は、フィンランドの叙事詩『カレワラ』の登場人物ワイナモイネンにインスパイアされている[7][8][9]。ただし、「リフォーメイション」はワイナモイネンについて言及した曲ではなく、作詞家のペッカ・カイヌライネンが『カレワラ』に対する個人的な思い入れを書いたものである[7]。
本作からの先行シングル「ユー・アイ・ニード」のミュージック・ビデオは、2011年4月29日にベルリンで撮影された[8]。ギタリストのエサ・ホロパイネンは、「この曲を聴いただけではアルバム全体がわかるとは思えない」「ラジオ向けの曲」とコメントしている[7]。
母国フィンランドでは2011年第22週のアルバム・チャートで初登場1位となり、バンドにとって4作目の1位獲得アルバムとなった[2]。2012年12月にはフィンランド国内の売り上げが1万枚を突破し、ゴールドディスクの認定を受けている[10]。
ドイツのアルバム・チャートでは16位に達し、同国において初のトップ20入りを果たした[3][8]。
Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「『ザ・ビギニング・オブ・タイムズ』という宣伝文句は必ずしも正確ではない、なぜなら本作は1992年のデビュー作『カレリアン・イスムス』のブルータルなデスメタルではなく、むしろ彼らのオリジナリティを最初に証明した影響力の強い2作目『テイルズ・フロム・ザ・サウザンド・レイクス』に回帰したからだ」と評している[11]。また、Adrien BegrandはPopMattersにおいて10点満点中7点を付け「過去3作のアルバムは、壮麗でポップ性の注入されたシングル曲の印象が強かったが、このレコードはより一貫性がある」と評している[9]。
全曲とも作詞はペッカ・カイヌライネンによる。
限定デジパック盤及び日本盤に収録。
アディショナル・ミュージシャン