![]() ISS到着後のシグナス宇宙船「ローレル・クラーク」 | |
任務種別 | ISS物流 |
---|---|
運用者 | ノースロップ・グラマン |
COSPAR ID | 2023-110A |
任務期間 | 160日 17時間 51分 |
特性 | |
宇宙機 | 宇宙船「ローレル・クラーク」 |
宇宙機種別 | 拡張型シグナス |
製造者 |
|
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2023年8月2日 00:31:14 UTC[1] |
ロケット | アンタレス230+ |
打上げ場所 | 中部大西洋地域宇宙基地 0A射場 |
打ち上げ請負者 | ノースロップ・グラマン |
任務終了 | |
廃棄種別 | 軌道離脱 |
減衰日 | 2024年1月9日 18:22 UTC |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
傾斜角 | 51.66° |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ユニティ 天底側 |
RMSの捕捉 | 2023年8月4日 09:52 UTC |
ドッキング(捕捉)日 | 2023年8月4日 12:28 UTC |
分離日 | 2023年12月22日 10:00 UTC |
RMS切り離し | 2023年12月22日 13:06 UTC |
係留時間 | 140日 38分 |
![]() シグナスNG-19の徽章 |
COSPAR ID | 2023-110A |
---|---|
NG-19はノースロップ・グラマンのシグナス無人宇宙補給機の19回目の飛行であり、NASAとの商業補給サービス(CRS-2)における18回目の国際宇宙ステーション(ISS)への飛行。このミッションは2023年8月2日 00:31:14 UTCに打ち上げられた[1]。この打ち上げはCRS-2契約下での8回目のシグナス宇宙船の打ち上げとなった[2][3]。
オービタルATK(現在のノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズ)とNASAは共同で、ISSへの商業貨物補給サービスを行うための新しい宇宙輸送システムを開発した。商業軌道輸送サービス(COTS)計画のもと、オービタルATKが中型打ち上げ機のアンタレスと、パートナー企業のタレス・アレーニア・スペースが提供する与圧貨物モジュールと、オービタルGEOStar衛星バスを基にしたサービスモジュールを使用した先進的な宇宙船シグナスの設計、取得、建造および組み立てを行った[4]。
このフライトでは、ウクライナで組み立てられ、ロシア製エンジンを使用する最後に残っていたアンタレス200 シリーズLVロケットが使用された。続く3回のシグナスのミッションではファルコン9が使用され、その後のミッションではウクライナやロシアの部品に依存しない次世代のアンタレス300シリーズが使用される[5]。
シグナスNG-19は、商業補給サービスフェーズ2のもとで7回目のシグナスのミッションである。ノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズは2021年2月23日に、タレス・アレーニア・スペース(イタリア、トリノ)が今後の商業補給サービス2ミッション向けの追加の2機の与圧貨物モジュール(PCM)を製造することになったことを確認した。2機の追加のシグナス宇宙船は、NG-18およびNG-19に割り当てられた[6]。
シグナス宇宙船の製造と統合はバージニア州ダレスで行われた。シグナス・サービス・モジュールは打ち上げ場で与圧貨物モジュールと結合され、ミッションはバージニア州ダレスと、テキサス州ヒューストンの管制センターから制御される[4]。
このフライトは、拡張シグナスPCMの14回目の飛行である[3][7]。
積荷目録によればシグナス宇宙船には総計3,729 kg (8,221 lb)の貨物が搭載された[8][9]。
軌道周回実験室に到着した新しい実験は、将来の科学者や探査者にインスピレーションを与え、研究者に貴重な洞察を提供する。
NASAの科学調査研究[10]