シゾフィラン | |
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別称 Schizophyllan | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 9050-67-3 |
PubChem | 7848598 |
日化辞番号 | J356.751F |
KEGG | D01535 |
特性 | |
化学式 | (C6H10O5)n |
モル質量 | 可変 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
シゾフィラン(sizofiran, schizophyllan)とは、抗悪性腫瘍剤の一種。スエヒロタケが産出する多糖類である。D-グルコースが主にβ1→3結合(β1,3-グルカン)、まれにβ1→6結合で連結した構造をしている[1]。これによって、とても強固な三重螺旋構造を形成している[1]。商品名はソニフィラン(SONIFILAN)。放射線療法と併用し、筋肉注射で用いる。
水中では3重螺旋構造をとるが、ジメチルスルホキシド中やpH 13以上のアルカリ溶液中ではランダム構造となる。
子宮頸癌における放射線療法の直接効果の増強。
重大な副作用としてショック。他に注射局所の疼痛・腫張・発赤等、発熱など。