シトロエン・カリン

シトロエン・カリン
ボディ
ボディタイプ 2ドアクーペ
車両寸法
全長 3,700 mm (145.7 in)
全幅 1,900 mm (74.8 in)
全高 1,075 mm (42.3 in)
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シトロエン・カリンCitroën Karin)は、1980年パリモーターショーで発表されたコンセプトカーである。

デザインは当時のシトロエンでデザインチーフを務めていたトレバー・フィオレによるもので、内外装は非常に独特なものとなっているが[1]、まるで未来を想起させるデザインは実のところ、シトロエンが見せたいものが何もなかったために、走行可能でなくても目立つものであれば何でも良かったのである。しかしデザインは手を抜かず、SMのような灯火類とDSのような隠しホイールを取り入れたものとなった[2]パワーユニットは公表されておらず、そもそもショーモデルには搭載されていなかった。

ピラミッド形状が印象的な車の外観には、フラッシュガラスパネル、流線型のリアホイール、そしてバタフライドアが取り入れられていた。カリンの屋根は、切り取られたピラミッドの形状により、A3用紙の大きさしかなかった[3]。カリンの最も目立つ内装の特徴の1つは、運転手が2人の乗客の間に位置する非伝統的な3人乗りレイアウトである。またダッシュボードも非常にシンプルな面となっており、計算機のような平たくカラフルなものとなっている[1]。ドアの中のボタンを引っ張ると、小さなスクリーンが現れる[4]

カリンの鮮明な角ばった形状は、テスラ・サイバートラックを想起させる。

出典

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  1. ^ a b 車輪が付いたピラミッド ?! 発表できるものがなくて誕生したコンセプトモデル”. Octane Japan (20 October 2020). 27 June 2024閲覧。
  2. ^ 甦れ!幻のコンセプトカー:シトロエン カリン”. BBC Top Gear JAPAN. p. 2 (14 August 2020). 27 June 2024閲覧。
  3. ^ 甦れ!幻のコンセプトカー:シトロエン カリン”. BBC Top Gear JAPAN. p. 4 (14 August 2020). 27 June 2024閲覧。
  4. ^ 甦れ!幻のコンセプトカー:シトロエン カリン”. BBC Top Gear JAPAN. p. 6 (14 August 2020). 27 June 2024閲覧。

外部リンク

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