艦歴 | |
---|---|
発注 | |
起工 | 1980年8月21日 |
進水 | 1980年9月26日 |
就役 | 1983年1月29日 |
退役 | 2015年11月7日 |
その後 | 退役 |
性能諸元 | |
排水量 | 4,200トン |
全長 | 138メートル |
全幅 | 14メートル |
吃水 | 7.5メートル |
機関 | ゼネラル・エレクトリック LM2500 ガスタービンエンジン 2基(41,000hp) 1軸推進 COGAG方式 非常用旋回式スラスタ(350 hp) 2基 |
速力 | 29ノット |
航続距離 | 4,500海里(20ノット) |
兵装 | Mk 75 76mm単装砲 1基 Mk 15 20mmCIWS 1基 Mk 41 VLS(8セル、ESSM用)1基 Mk 13 ミサイル発射機(スタンダードSM-2MR SAM / ハープーン SSM) 1基 Mk 32 3連装短魚雷発射管 2基 |
乗員 | 184名 +航空要員 |
搭載機 | S-70B シーホーク 2機 |
モットー | Thorough and Ready |
シドニー (HMAS Sydney, FFG 03) はオーストラリア海軍のアデレード級フリゲートの3番艦。艦名はシドニーに由来する。
シドニーはワシントン州シアトルのトッド・パシフィック造船所で1980年8月21日に起工され、1980年9月26日に進水、1983年1月29日に就役した。
「シドニー」はオーストラリア海軍の整備計画FFGUP SEA 1390によって大規模なアップデートが実施された。今回の改装の特徴は、Mk 13発射機の前部にMk 41 VLSを装備したことであり、この他には、ディーゼル発電機、戦闘システム、空調システムなどが更新され、配線も一新された。これにより排水量は4,200トンと以前と比べ100トン程度増加した。今後「ダーウィン」、「メルボルン」、「ニューカッスル」についても順次行われる予定である。なお、老朽化が進んだ1番艦「アデレード」は2008年1月19日 、2番艦「キャンベラ」は2005年11月12日に退役した。
2012年10月14日、アメリカ海軍のタイコンデロガ級シャイローやシンガポール海軍のエンデュアランス級揚陸艦パーシステンスと共に平成24年度海上自衛隊観艦式に参加。国際観艦式を除き、自衛隊の観艦式に参加した初めての外国鑑となった[1]。