シドニー・シビリア

シドニー・シビリア
Sydney Sibilia
生年月日 (1981-11-19) 1981年11月19日(43歳)
出生地 イタリアの旗 イタリア サレルノ
職業 映画監督脚本家プロデューサー
ジャンル 映画テレビ
テンプレートを表示

シドニー・シビリア(Sydney Sibilia, 1981年11月19日 - )は、イタリア映画監督脚本家プロデューサーである。

略歴

[編集]

サレルノ生まれ[1]

広告キャンペーンの制作で生計を立てながら短編映画を撮影し[2]2010年、ヴァレリオ・アッタナージオと共同で監督した短編映画『Oggi gira così』が数多くの映画賞を受賞して評価される[3][4]

2014年、監督・脚本を務めた『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』が公開され、サプライズヒットを記録する。同作は第59回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞作品賞新人監督賞を含む11件のノミネートを獲得するなど高く評価され、ロンドン映画祭やレイキャビク国際映画祭など国外の映画祭でも上映された[5]

同年、『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』を製作したマッテオ・ロヴェレと共同でプロダクションGroenlandiaを設立する[6]

2017年、『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』の続編となる2部作『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』、『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』が公開された。

フィルモグラフィー

[編集]
公開年 邦題

原題

クレジット 備考
監督 脚本 製作
1998 L'ombra della chiave inglese 短編
2004 Marzo 短編
2005 Cachaça Yes Yes 短編
Iris Blu Yes Yes Yes 短編
2007 Noemi Yes Yes Yes 短編
2010 Oggi gira così Yes Yes Yes 短編
Niente orchidee Yes
2014 いつだってやめられる 7人の危ない教授たち
Smetto quando voglio
Yes Yes イタリア映画祭2015上映時タイトル『いつだってやめられる』[7]
Zio Gianni Yes テレビシリーズ
2017 いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち
Smetto quando voglio: Masterclass
Yes Yes イタリア映画祭2017上映時タイトル『いつだってやめられる-マスタークラス』[8]
いつだってやめられる 闘う名誉教授たち
Smetto quando voglio - Ad honorem
Yes Yes イタリア映画祭2018上映時タイトル『いつだってやめられるー名誉学位』[9]
あなたの不幸はわたしの幸せ
Io sì, tu no
Yes Yes イタリア映画祭2021にてオンライン配信[10]
2019 Il campione Yes
2020 ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~
L'incredibile storia dell'Isola delle Rose
Yes Yes
2021 Carosello Carosone Yes テレビ映画
2023 ミックスド・バイ・エリー 俺たちの音楽帝国
Mixed by Erry
Yes Yes Yes

主な受賞とノミネート

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Sydney Sibilia” (英語). IMDb. 2023年6月7日閲覧。
  2. ^ Sydney Sibilia” (英語). CinemaItaliaUK (2014年11月1日). 2023年6月7日閲覧。
  3. ^ SemiColonWeb. “17:09 - La Cittadella del Corto: i premi”. news.cinecitta.com. 2023年6月7日閲覧。
  4. ^ Moviement | Talent agency cinema, tv, teatro pubblicità” (イタリア語). Moviement.it. 2023年6月7日閲覧。
  5. ^ 2014-09-03T12:25:00+01:00. “London Film Festival 2014: full line-up” (英語). Screen. 2023年6月7日閲覧。
  6. ^ Sydney Sibilia” (英語). Groenlandia Group. 2023年6月7日閲覧。
  7. ^ 「イタリア映画祭2015」作品情報”. 朝日新聞社. 2023年6月7日閲覧。
  8. ^ イタリア映画祭2017 作品情報”. 朝日新聞社. 2023年6月7日閲覧。
  9. ^ 作品情報 | イタリア映画祭2018”. 朝日新聞社. 2023年6月7日閲覧。
  10. ^ イタリア映画祭2021”. 朝日新聞デジタル. 2023年6月7日閲覧。

外部リンク

[編集]