シムス (企業)

シムス株式会社
SIMS Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
151-0053
東京都渋谷区代々木1-32-11
Kビル 7階
設立 1991年(平成3年)6月12日
業種 情報・通信業
法人番号 9011001010648 ウィキデータを編集
事業内容 ゲームソフトの開発・販売
代表者 町田登(代表取締役社長)
資本金 5,000万円
純利益 359万8000円(2021年3月31日時点)[1]
総資産 5848万8000円(2021年3月31日時点)[1]
外部リンク http://www.sims.co.jp/
テンプレートを表示

シムス株式会社: SIMS Co., Ltd.)は、日本東京都渋谷区に本社を置く、ゲームソフトの開発・販売および派遣を事業内容とする日本の企業[2]

沿革

[編集]

1991年6月12日創業[2]セガ・エンタープライゼスと、同年5月にサンリツ電気英語版の社長を退任した重田守らによって設立された[3][注釈 1]会社設立時の資本比率はセガが約67%、重田と社内スタッフが33%であった[3]が、その後1997年4月の時点ではセガ100%資本になっており[8]2004年6月25日にセガから完全独立した[9]

開発タイトル

[編集]

代表作としては、メガドライブから発売された『OutRun-2019』や、ドリームキャストで発売された『まぼろし月夜』がある。後者は、2000年4月6日ナグザットから発売されたプレイステーション版の移植も、この時点ではまだセガの完全子会社だったシムスが担当している。そのため、セガがドリームキャストから撤退を発表する以前に、セガの完全子会社がライバルハードであるプレイステーションのソフトを開発するという稀有な例が派生している[注釈 2]

ホームページの製品情報[10][11]も参照。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ サンリツ電気がシムスに社名を変更したという解釈をされることが多いが誤りである。サンリツ電気は2011年まで存続していたが、[4]、同年12月21日に株式総会の決議により解散している[5]。現在、かつての本社所在地にはサンリツ電気と人的つながりがあった[6]株式会社メガ[7]が所在している。
  2. ^ 同じような事例としてはセガ開発でナムコから発売された『ヴァンパイアナイト』がある。
  3. ^ ライセンス問題のこともあって発売中止を余儀なくされるが、2006年9月28日に、PS2用ソフト『セガエイジス2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション』に収録され、完全移植が実現した。

出典

[編集]
  1. ^ a b シムス株式会社 第31期決算公告
  2. ^ a b 会社情報”. シムス. 2022年7月11日閲覧。
  3. ^ a b 『ゲームマシン』1991年8月15日号第7面
  4. ^ 株式会社サンリツ電気 沿革”. 2008年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月5日閲覧。
  5. ^ サンリツ電気株式会社(会社法人等番号0210-01-012443)の閉鎖事項全部証明書より
  6. ^ サンリツ電気の創業者で社長、代表清算人を務めた阿久津昌雄が代表取締役を務めていた
  7. ^ 株式会社メガ”. 2020年7月5日閲覧。
  8. ^ 会社概要 - ウェイバックマシン(1998年2月6日アーカイブ分)
  9. ^ SIMS会社概要 - ウェイバックマシン(2004年7月16日アーカイブ分)
  10. ^ 製品情報”. シムス. 2022年7月11日閲覧。
  11. ^ 過去の作品 - ウェイバックマシン(1998年2月6日アーカイブ分)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]