Shao Kahn プロフィール
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en:File:Shao Kahn 2011.png 『MK11』におけるシャオ・カーン | |
en:File:Shao Kahn comic.jpg 漫画版『MK2』において、兜を外したシャオ・カーン | |
en:File:Shaokahnannihaltion.png 映画『モータルコンバット2』におけるシャオ・カーン |
シャオ・カーン(Shao Kahn)は、対戦型格闘ゲーム『モータルコンバット』シリーズの登場人物であり、シリーズ第2作『モータルコンバットII』にて初めて登場している。外界を統べる皇帝であり、キタナの故郷であるエデニアを征服し、暴力と恐怖による圧制を敷いている。戦闘の際は、スレッジハンマーや肉弾戦など駆使して戦う。この他にも光の槍を投げつけたり、巨体な見た目とは裏腹に凄まじい高速タックルを仕掛けてくる。
一部の登場作品において、試合開始前、対戦中または勝利時に「Is That Your Best?」、「You Weak Pathetic Fool.」などと相手を指さしながら罵倒するセリフなどを言い放ち、時に嘲るように高笑いをする。また、『MKII』のみラウンドに勝利すると次の試合開始前に「Feel The Wrath Of Shao Kahn.」、「Prepare To Die.」など激昂した様子がうかがえるセリフを放つ。
シャオ・カーンのセッティングはマーク・レユニオンが担当した[3]。
当初、別の登場人物であるバラカの種族が外界(Outworld)における一般的な種族となる予定であり、シャオ・カーンを含む外界側のキャラクターは全員バラカのように鋭い歯を持つ顔で描かれる予定だった[4]。また、初期案におけるシャオ・カーンは仮面をつけていなかった[4]。
元々、シャオ・カーンを悪魔的なキャラクターとして描くという方針が立てられており、番外編にあたる『MK:SM』や、公式の漫画作品では、怪物のような素顔が描かれている。また、『MK11』においても、彼の素顔があらわになる場面がある。
『MKII』でシャオ・カーンを演じたのは、当時ボディビルダーとして活動していたブライアン・グリン(Brian Glynn)である。
2020年にはブラジルのアイアン・スタジオよりシャオ・カーンのフィギュアが発売された[5]。
シャオ・カーンは「ニンテンドーパワーアワード '94」の最優秀悪役部門( "Worst Villain" )にてノミネートされ[6]、翌年の「ニンテンドーパワーアワード '95」では同部門の次点となった[7]。 海外サイト・COMPLEXが2011年に実施した「もっとも手強いゲームのボスTOP50」では『MKII』登場時のシャオ・カーンが36位にランクインしており[8][9]、同ランキングの2013年版では『MK3』登場時のシャオ・カーンが23位にランクインしている[10]。 また、同サイトが2013年に実施した「モータルコンバットで一番残虐なファイターランキング」では、7位にランクインしており、選者は「力強さだけでなく、狡猾さが彼の残忍性を際立たせている」("he was brutal not only in his strength but his cunning, too.")と評している[11]。