シャンピオナ・ナシオナル | |
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今シーズン・大会:![]() | |
競技 | ラグビーユニオン |
創立 | 2020年 |
参加チーム | 14 |
上位大会 | プロD2 (2部) |
下位大会 | シャンピオナ・ナシオナル2 (4部) |
国 | ![]() |
前回優勝 | スタッド・ニソワ (1回目) |
最多優勝 | USブレッサンヌ、RCマシー、USダクス、スタッド・ニソワ (1回) |
公式サイト | competitions |
シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル(Championnat Fédéral Nationale)は、フランスにおけるラグビーユニオンのリーグ(3部)である。2020年に創設された[1]。通称はナシオナル[2]。
14クラブがホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦を行い、レギュラーシーズンの上位6クラブがノックアウト方式のプレーオフトーナメントに進む。準々決勝には3位から6位までの4クラブが参加する。
準々決勝勝者の2クラブはレギュラーシーズンの上位2クラブとそれぞれ準決勝で対戦し、勝者となった2クラブが決勝戦へと駒を進める。
決勝戦は中立地の一発勝負で行われ、優勝したクラブが来シーズンのプロD2(2部)に昇格する。準優勝クラブはプロD2の15位クラブと入れ替え戦を行う。この入れ替え戦の勝者が来シーズンのプロD2に所属し、敗者は来シーズンはシャンピオナ・ナシオナルに所属する。
また同様にレギュラーシーズンの最下位クラブはシャンピオナ・ナシオナル2へと自動降格し、13位のクラブはシャンピオナ・ナシオナル2の準優勝クラブと入れ替え戦を行う。
前身となるリーグは1926年に始まったシャンピヨナ・フェデラル。3部であるこの大会は全国リーグの最下層として1998年まで続いたが当時ラグビー・ユニオンがプロ化を推進していた事により旧1部リーグがPremièreNote 1、旧2部がDeuxième division nationaleとしてそれぞれプロ化。これに伴い旧3部リーグはフェデラル1、フェデラル2、フェデラル3と分割再編成された。
2019-2020年シーズン、世界的なCOVID-19のパンデミックはフランスラグビー界をも揺るがしシーズン中断を余儀なくされた。この中断期間中にフランスラグビー連盟とLNR(Ligue Nationale de Rugby=フランスプロラグビー機構)の間でプロD2とフェデラル1の昇降格システムの件で意見が対立し、その折衷案として2020年5月にフランスラグビー連盟のベルナール・ラポルト会長がこの2つのディビジョンの間に新たなリーグを創設する事を提案した。
そして2020年6月、連盟とLNRはプロD2とフェデラル1の間に3部リーグの全国選手権であるシャンピオナ・ナシオナルの創設に合意した。以上の経緯からフランスラグビー連盟がリーグを主催するものの出資は連盟とLNRの折半となっている。
新リーグ発足に当たり2019-2020シーズンのフェデラル1の上位14クラブ(SCアルビ、RCオーブナ・ヴァル、ブラニャックSCR、USブレッサンヌ、CSブルゴワン=ジャイユー、SOシャンベリ、ユニオン・コニャック、USダクス、スタッド・ディジョン、RCマシー、RCナルボンヌ、スタッド・ニソワ、RCシュレンヌ、スタッド・タルブ・ピレネー)が参加。2020年6月16日に正式に執行委員会により承認された。
2024-25シーズンの所属チーム (前シーズンの成績上位順。▼はプロD2からの降格。△はシャンピオナ・ナシオナル2からの昇格。)