シャーロットタウン | |
---|---|
沿岸警備隊のHH-65 ドルフィンと訓練を行う本艦(2008年) | |
基本情報 | |
建造所 | セントジョン造船所 |
運用者 | カナダ海軍 |
艦種 | フリゲート |
級名 | ハリファックス級フリゲート |
モットー | All Challenges Squarely Met |
母港 | ハリファックス基地 |
艦歴 | |
起工 | 1993年12月18日 |
進水 | 1994年10月1日 |
就役 | 1995年9月9日 |
現況 | 就役中 |
要目 | |
基準排水量 | 4,795 トン |
満載排水量 | 5,032 トン |
全長 | 134.2 m |
幅 | 16.5 m |
吃水 | 7.1 m |
機関 | CODOG |
主機 |
GE LM2500(23,750 shp) 2基 SEMT ピルスティク 20 PA6 V280(11,780 bhp) 1基 |
推進器 | 2軸 |
速力 | 30 ノット |
航続距離 | 9,500海里 |
乗員 | 225名(航空要員含む) |
搭載機 | CH-124 シーキング 1機 |
シャーロットタウン(HMCS Charlottetown, FFH 339)は、カナダ海軍のフリゲート。カナダ哨戒フリゲート計画により建造されたハリファックス級フリゲートの10番艦で、1995年に就役した。
カナダ海軍の大西洋海上軍(MARLANT)に配備されており、ハリファックス基地を母港とする。
カナダ海軍の同名の艦艇としては、第二次世界大戦中に就役したフラワー級コルベットのシャーロットタウン(HMCS Charlottetown, K244)[1]、リバー級フリゲートのシャーロットタウン(HMCS Charlottetown, K244)[2]に続いて3隻目である。
ニューブランズウィック州セントジョンのセントジョン造船所で1993年12月18日に起工され、1994年10月1日に進水、その後、1995年9月9日に就役した。
2011年3月2日、2011年リビア内戦に対して北大西洋条約機構(NATO)が主導するユニファイド・プロテクター作戦に参加するため、ハリファックス基地を出港、エンタープライズ空母打撃群に加わり、カナダ国民の救援と人道支援を目的として活動した[3]。3月18日、カナダ政府は作戦の拡大を発表、モバイル作戦として、国際連合安全保障理事会決議1973に基づいて、リビアの民間人を保護するため、6機のCF-18戦闘機および2機のCC-177輸送機が投入された[4]。
5月12日、ミスラタへの攻撃に関与した数隻の小型ボートと交戦した[5]。5月30日、リビア沖をパトロール中、本艦に対してBM-21ロケット弾が発射されたが、損害はなかった[6]。7月、同型艦のバンクーバー(HMCS Vancouver, FFH-331)と交代してハリファックスに帰投した。
2012年1月8日、バンクーバーと交代してNATOの反テロ作戦であるアクティブ・エンデバー作戦に参加するため、ハリファックス基地を出港、地中海に戻った[7]。
2012年4月23日、第150合同任務部隊に加わってテロ対策作戦に参加するため、スエズ運河を通過してアラビア海に展開[8]、9月11日、ハリファックスに帰投した。アラビア海への展開中、艦上から運用していたスキャンイーグルがエンジン故障により失われた。同時期にイランでスキャンイーグルが発見されたが、カナダ海軍は、本艦で運用していた機体であることを否定した[9]。
2013年4月から2014年4月にかけて、HCM/FELEX(Halifax Class modernisation programme / frigate life extension)計画に基づいた中間寿命改修および近代化を行った。
2016年6月27日、NATOのReassurance作戦に参加するため、ハリファックスを出港して地中海に展開した[10]。