シュコダ32Tr シュコダ32Tr SOR | |
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基本情報 | |
製造所 |
シュコダ・エレクトリック SORリブハヴィ(車体) |
製造年 | 2018年 - |
主要諸元 | |
電気方式 |
直流600 V、750 V (架空電車線方式) |
設計最高速度 | 65 km/h |
車両定員 |
着席35人 車椅子スペース1箇所 定員95人 |
全長 | 12,000 mm |
全幅 | 2,550 mm |
全高 | 3,370 mm(集電装置含) |
床面高さ |
340 mm (低床率100 %) |
主電動機 | 誘導電動機 |
主電動機出力 | 160 kw |
歯車比 | 9.81 |
出力 | 160 kw |
制御装置 | VVVFインバータ制御(IGBT素子) |
制動装置 | 回生ブレーキ |
備考 | 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。 |
シュコダ32Tr(Škoda 32Tr)は、チェコのシュコダ・エレクトリックが展開するトロリーバス車両。車体の製造はチェコのSORリブハヴィが手掛けており、シュコダ32Tr SOR(Škoda 32Tr SOR)と呼ばれる事もある[1][2][3][4]。
2000年代以降、シュコダ・トランスポーテーションの子会社であるシュコダ・エレクトリックは、国内外のバスメーカーと契約を結んだ上で、各社が製造した車体を用いたトロリーバスの製造・展開を行っている。そのうちシュコダ32Trは、チェコのバスメーカーのSORリブハヴィが手掛けるNS 12の車体を用いた形式である[1][5]。
全長12 mの2軸ノンステップ車両で、車体の片側3箇所に乗降扉が設置され、車内には空調が完備されている他、充電用のUSBポートも設置されている。また、架線がない区間(架線レス区間)での運用を可能とするために充電池が搭載されており、1回の充電で最大12 kmの架線レス区間を走行出来る仕様となっている[1]。
2018年から製造が始まったチェコのオパヴァ(オパヴァ・トロリーバス)向け車両以降、2022年の時点で以下の都市への導入が行われている。また、これらに加え2023年以降チェコのブルノ(ブルノ・トロリーバス)に40両、2024年以降リトアニアのヴィリニュス(ヴィリニュス・トロリーバス)に91両が導入される事になっている[1][6][7]。
シュコダ30Tr 導入都市一覧[8] | |||
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導入国 | 都市 | 導入車両数 | 備考 |
チェコ | オパヴァ (オパヴァ・トロリーバス) |
15両 | |
イフラヴァ (イフラヴァ・トロリーバス) |
10両 | ||
テプリツェ (テプリツェ・トロリーバス) |
7両 | ||
パルドゥビツェ (パルドゥビツェ・トロリーバス) |
5両 | 2022年以降10両を増備予定[4][9] |