シュコダ39T | |
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シュコダ39T(1755) (2022年撮影) | |
基本情報 | |
製造所 | シュコダ・トランスポーテーション |
製造年 | 2021年 - 2024年 |
製造数 | 38両(1751 - 1788) |
運用開始 | 2022年 |
投入先 | オストラヴァ市電 |
主要諸元 | |
編成 | 2車体連接車、片運転台 |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 |
直流600 V (架空電車線方式) |
最高速度 | 80 km/h |
車両定員 |
定員172人(着席60人) (乗客密度4人/m2) |
全長 | 26,640 mm |
全幅 | 2,500 mm |
全高 | 3,555 mm |
床面高さ | 低床率100 % |
備考 | 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。 |
シュコダ39T(チェコ語: Škoda 39T)は、チェコの車両メーカーであるシュコダ・トランスポーテーションが開発・展開する路面電車車両。チェコの路面電車であるオストラヴァ市電向けに開発された、バリアフリーに適した超低床電車である[1][2][3]。
シュコダ・トランスポーテーションが展開する路面電車車両のフォアシティ・スマートのうち、チェコのオストラヴァ(オストラヴァ市電)向けに開発された車種。3箇所に乗降扉を有する前方車体に1軸、乗降扉が2箇所に存在する後方車体に2軸の回転軸付きの台車を有する2車体連接車で、車内全体がバリアフリーに適した低床車体になっている他、冷暖房やUSBポートが設けられている。また車体の材料の不燃性、構体の強度や耐衝撃性などは最新のヨーロッパの規格に準拠したものになっている[3][5][6]。
2018年にシュコダ・トランスポーテーションが新型車両の発注権を獲得し、2021年10月から試運転が実施された後、翌2022年2月17日から本格的な営業運転を開始した[注釈 1]。それ以降、追加発注分を含めて2024年までに合計38両が導入されており、長年使用されていたタトラT3やタトラT6A5の置き換えが進められる事になっている[3][5][6][4][8]。