シリンゴポーラ

シリンゴポーラ
生息年代: 488–251.4 Ma
オルドビス紀-ペルム紀
アーカンソー州で産出した床板サンゴ類の
骨格の化石
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 花虫綱 Anthozoa
亜綱 : 六放サンゴ亜綱 Hexacorallia
階級なし : 床板サンゴ類 Tabulata

シリンゴポーラ(Syringopora)は、絶滅した輪形の板状サンゴの属である[1]

解説

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オルドビス紀からペルム紀までの岩石で見られますが、シルル紀、デボン紀、および石炭紀の間に最も広く分布していました。

オハイオ州のコロンバス石灰岩や[2]、カンザス州のリコンプトン石灰岩のスプリングブランチメンバーなどで見つかっています[3]

日本国内では、2004年に宮崎県にて、国内最古級の新種のサンゴ化石「シリンゴポーラ・ウツノミヤイ」がサラリーマン化石ハンターの宇都宮聡により発見されている[4]

参考文献

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出典

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  1. ^ Boardman, R.S. (1987). Fossil Invertebrates. Blackwell. pp. 714 
  2. ^ Feldman, R.M.; Hackathorn (1996). Fossils of Ohio. Ohio Division of Geological Survey Bulletin 70. pp. 577 [1] Figure 7-2 
  3. ^ Fossil Corals
  4. ^ Additional Material of Silurian Tabulate Corals from the Gionyama Formation, Miyazaki PrefectureShuji Niko1 and Tomio Adachi2,Bull. Natn. Sci. Mus., Tokyo, Ser. C, 30, pp. 47–54, December 22, 2004オープンアクセス