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シングルスティック Singlestick | |
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使用武器 | 剣、棒 |
発生国 |
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発生年 | 現在の形式は16世紀 |
創始者 | 不明 |
主要技術 | 武器術 |
オリンピック競技 | あり(1904年セントルイスオリンピックのみ) |
シングルスティック(Singlestick)は、イギリスの剣術。
木の棒を使って剣術の稽古を行うものである。
出現したのは16世紀のことである。片刃のサーベルを訓練する為のもので、元々は木刀を使っていた。その後、サーベルに鍔が付くようになると、棒に枝を編んで作った鍔を付けるようになった。
その後、ジョージ一世、ジョージ二世の時代には都市や田園地方で広く行われるようになった。
1904年のセントルイスオリンピックで一度採用されたが、軽いイタリアのサーベルが導入されたことでスポーツとしては廃れたが、短剣術にあたる「スティックプレイ」がイギリス軍で行われていた。1980年には細々と残っていたものをイギリス海軍が復活させ、訓練として導入している。
セオドア・ルーズベルトやレオナード・ウッド将軍もシングルスティックを好んだといわれる。