ジェイムズ・カーカップ(James Falconer Kirkup、1918年4月23日 - 2009年5月10日)は、英国の詩人・劇作家。
英国ダーラム州生まれ。ダーラム大学卒。
1959年から1961年東北大学英文学講師。1963年に再来日し、日本女子大学、名古屋大学などで教えた。
1964年東京オリンピック記念日本ペンクラブ文学賞に連作詩「海の日本」で最優秀賞。
日本との関係が深く、その文章は高校、大学の英語教科書に多く採用された。
- 『にっぽんの印象 「角立つ島々」の日記』(速川浩, 徳永暢三共訳、南雲堂) 1964
- 『扇をすてた日本』(速川浩, 徳永暢三共訳、南雲堂) 1966
- 『詩人の声 現代英詩の鑑賞的分析』(徳永暢三共著、研究社出版) 1967
- 『病める国、イギリス』(三浦富美子訳、英潮社) 1967
- 『日本随想』(三浦富美子訳、朝日出版社) 1971
- 『日本人と英米人 身ぶり・行動パターンの比較』(中野道雄共著、大修館書店) 1973
- 『障子』(佐藤健治訳、原始林の会) 1973
- 『日本文学英訳の優雅な技術』(中野道雄共著、研究社出版) 1973
- 『真昼』(佐藤健治訳、航程社) 1973
- 『詩の絵本動物誌』(佐藤健治訳、思潮社) 1974
- 『沈みゆく老大国』(三浦富美子訳、英潮社) 1976
- 『カーカップの英文学再見』(徳永暢三編訳、大修館書店) 1980.5
- 『文化さまざま』(石黒昭博共編著、成美堂) 1983.1
- 『ひとりっ子 自叙伝1』(武本明子訳、匠出版) 1986.6
- 『英語ゼミナール』(豊田昌倫, 野村恵造編注、朝日出版社) 1986.4
- 『私と作家たち』(柴田稔彦, 朱雀成子編注、朝日出版社) 1987.4
- 『光と陰と 自叙伝2』(武本明子訳、匠出版) 1987.5
- 『禅瞑想 詩集』(渡辺観寿訳、あざみ書房) 1988.3
- 『グリゼルダ・ある愛のかたち』(佐藤健治編、泰文堂) 1996.4
- 『日英比較ボディ・ランゲージ事典』(中野道雄共著、大修館書店) 1985.12
- 『記憶の茂み 齋藤史歌集』(玉城周と選歌・英訳、三輪書店) 2002.1
- 『蝶意 和英對譯句集』(中原道夫, 玉城周共訳、邑書林) 2009.10