ジジフィン | |
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[(16S,23R)-3β-[[4-O-(6-Deoxy-α-L-mannopyranosyl)-α-L-arabinopyranosyl]oxy]-16β,23:16,30-diepoxydammar-24-en-20-yl]-6-deoxy-α-L-mannopyranoside 2,3-diacetate | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 73667-51-3 |
PubChem | 441957 |
ChemSpider | 390526 |
日化辞番号 | J261.861C |
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特性 | |
化学式 | C51H80O18 |
モル質量 | 981.17 g mol−1 |
密度 | 1.345 g/cm3 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジジフィン (Ziziphin) は、味覚修飾活性を持つトリテルペン配糖体で、ナツメの葉から単離された[1]。化合物名はナツメの学名(Ziziphus jujuba)に由来する。
ナツメに含まれるジジフィンのホモログの中で、最も抗甘味活性が強いが、ホウライアオカズラの葉に含まれるギムネマ酸Iほどではない[2]。
ジジフィンは、ほとんどの炭水化物(グルコース、フルクトース等)やその他の甘味料(ステビオール配糖体、サッカリン、アスパルテーム等)、甘いアミノ酸(グリシン等)の甘味を感じにくくするが、苦味や酸味、塩味等、その他の味には影響を与えない[3]。