ジムクラックステークス Gimcrack Stakes[1] | |
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開催国 |
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競馬場 | ヨーク競馬場 |
創設 | 1846年 |
2014年の情報 | |
距離 |
芝直線6ハロン (約1207メートル) |
格付け | G2[2] |
賞金 | 賞金総額20万ポンド |
出走条件 | 2歳牡馬・騸馬 |
負担重量 |
8ストーン12ポンド(約56.2kg) ※G1・G2勝馬は3ポンド(約1.36Kg)を加増。 |
ジムクラックステークス(Gimcrack Stakes)はイギリスのヨーク競馬場で行なわれる競馬の競走。優勝馬主が「ジムクラックディナー」という晩餐会でスピーチをする伝統で知られている[3]。
ジムクラックステークスはイギリスのG2競走である。2歳の牡馬と騸馬の競走で、毎年8月にヨーク競馬場の直線6ハロン(約1207メートル)で行われる。
伝統的に、優勝馬の馬主は、競馬シーズンが終わった12月に行なわれる“ジムクラック晩餐会”でスピーチをすることになっている。
ジムクラックステークスは、8月に行なわれるヨーク競馬場の「イボアフェスティバル開催」の4日間の最終日に行なわれる。格付けはG2だが、賞金はG1のミドルパークステークスよりも高い。
ジムクラックステークスは1846年に創設された。当時は牝馬の出走も可能だった。牡馬と騸馬限定になったのは1987年からである。
ジムクラック(Gimcrack)は18世紀に活躍した競走馬である。ゴドルフィンアラビアンの直系の孫にあたり、36回の競走で27勝をあげた[4]。体高14ハンド(約142センチメートル)少々の小柄な芦毛馬だった[5][6]。18世紀に一般的だった「ギブアンドテーク方式」の競走では、馬の大きさに応じたハンデが加増されたので[7]、ジムクラックにはこれが極めて有利に働いた。イギリスで連戦連勝した後、ジムクラックは1766年にフランスで22.5マイル(約36キロ)を1時間以内に走ることができるか、という勝負を行い、この賭けに勝った[8][9]。
*印は日本輸入馬。
年 | 格付け | 勝馬 | 備考 |
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2001 | G2 | *ロックオブジブラルタル | |
2002 | G2 | Country Reel | |
2003 | G2 | Balmont | |
2004 | G2 | Tony James | |
2005 | G2 | Amadeus Wolf | |
2006 | G2 | Conquest | |
2007 | G2 | Sir Gerry | |
2008 | G2 | Shaweel | ニューベリー競馬場で開催。 |
2009 | G2 | Showcasing | |
2010 | G2 | Approve | |
2011 | G2 | Caspar Netscher | |
2012 | G2 | Blaine | |
2013 | G2 | Astaire | |
2014[10] | G2 | Muhaarar | |
2015[11] | G2 | Ajaya | |
2016[12] | G2 | Blue Point | |
2017[13] | G2 | Sands Of Mali | |
2018[14] | G2 | Emaraaty Ana | |
2019[15] | G2 | Threat | |
2020 | G2 | Minzaal | |
2021 | G2 | Lusail | |
2022 | G2 | Noble Style | |
2023 | G2 | Lake Forest | |
2024 | G2 | Cool Hoof Luke |