『ジャスト・イナフ・エデュケーション・トゥ・パフォーム』 | ||||
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ステレオフォニックス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック、オルタナティヴ・ロック、インディー・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | V2レコード | |||
プロデュース | マーシャル・バード、スティーヴ・ブッシュ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ステレオフォニックス アルバム 年表 | ||||
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『ジャスト・イナフ・エデュケーション・トゥ・パフォーム[15]』(Just Enough Education to Perform)は、ウェールズのロック・バンド、ステレオフォニックスが2001年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。『J.E.E.P.』という略称で紹介されることも多く、ケリー・ジョーンズはこのタイトルでリリースしようと考えていたが、当時ジープの商標権を有していたダイムラー・クライスラーからクレームが付いたため[16]、この言葉のバクロニムをタイトルにした経緯がある。
全英アルバムチャートでは2001年4月に2週連続で1位を獲得し、同年には合計12週トップ10入りした。その後も再浮上して、2002年には1月19日付〜2月2日付の3週連続で1位に返り咲いた[17]。アメリカでは、バンドにとって初のBillboard 200入りを果たして188位に達し、ビルボードのヒートシーカーズ・チャートでは11位に達した[14]。
本作からは「ミスター・ライター」(全英5位[3])、「ハヴ・ア・ナイス・デイ」(全英5位[3])、「ステップ・オン・マイ・オールド・サイズ・ナインズ」(全英16位[3])、「ヴェガス・トゥー・タイムズ」(全英23位[3])がシングル・ヒットした。また、「ステップ・オン・マイ・オールド・サイズ・ナインズ」と「ヴェガス・トゥー・タイムズ」の間に「ハンドバッグス・アンド・グラッドラグス」(クリス・ファーロウやロッド・スチュワートの歌唱で知られる曲のカヴァー)が全英4位を記録しており[3]、この曲はステレオフォニックスとローリー・レイサムの共同プロデュースで[18]、後に本作のイギリス盤再発CDに追加収録された。
2008年、ステレオフォニックスの大ファンとして知られるサッカー選手ウェイン・ルーニーは、自分の右腕に本作のタイトルのタトゥーを入れた[19]。
特記なき楽曲はケリー・ジョーンズ作。
「ハヴ・ア・ナイス・デイ」は、アメリカ映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年公開)のサウンドトラックで使用され[20]、日本では2008年にホンダ・エアウェイブのCMソングとして使用された[21]。
アディショナル・ミュージシャン