ジャック・エップス・ジュニア Jack Epps Jr. | |
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生年月日 | 1949年11月3日(75歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 ミシガン州デトロイト |
職業 | 脚本家、作家、教員 |
主な作品 | |
『トップガン』 『夜霧のマンハッタン』 『摩天楼はバラ色に』 |
ジャック・エップス・ジュニア(Jack Epps Jr., 1949年11月3日 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、作家、教員である。
1980年代にジム・キャッシュと共に『トップガン』[1]、『夜霧のマンハッタン』、『摩天楼はバラ色に』の脚本を書いたことで知られる。エップスはミシガン州立大学文学部を卒業後、南カリフォルニア大学で教鞭をとった[2]。
エップスは当初映画監督を志望してカリフォルニアを訪れたが、そのための資金もノウハウも持っていなかった。彼はまず脚本を書き、それが監督に繋がることを期待することにした。エップスはアンディ・ハウスと組んで『ハワイ5-0』の脚本を売り込んだ。ハウスと数年仕事を続けた後、エップスはジム・キャッシュをパートナーとした[3]。
エップスとキャッシュは7つの脚本を書き上げるも未製作に終わった。その後2人が書いた『トップガン』が撮影され、1986年の世界興行収入1位のヒット作となった。さらに彼らは『夜霧のマンハッタン』と『摩天楼はバラ色に』の脚本を書いた。2人はその後25本以上の脚本を共同で書き、そのうち『ターナー&フーチ/すてきな相棒』、『ディック・トレイシー』、『アナコンダ』など8本が製作に至った[4]。
エップスは映画芸術学部の准教授と主任を務めている[5]。これまでのキャリアで培った技術を授業に応用し、脚本マニュアル『Screenwriting is Rewriting: The Art and Craft of Professional Revision』を執筆して2016年に出版された。
エップスは2009年のミシガン州立大学卒業式で名誉美術博士号を授与された。またミシガン州立大学スパルタン・イン・ハリウッド賞の受賞者である[4]。彼は30年間にわたって全米脚本家組合に所属し、また映画芸術科学アカデミーの会員でもある。