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パリへ運ばれるキリンのZarafa
ジャック・レイモン・ブラスカサット Jacques Raymond Brascassat | |
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自画像 | |
生誕 |
1804年8月30日 フランス,ボルドー |
死没 |
1867年2月28日 フランス,パリ |
ジャック・レイモン・ブラスカサット(Jacques Raymond Brascassat、1804年8月30日 - 1867年2月28日)はフランスの画家である。
ボルドーで樽職人の息子に生まれた。12歳の時に装飾画家の見習いをすることから美術の世界に入った。地元の風景画家、リシャール(Théodore Richard)に認められてボルドーの美術学校(École des beaux-arts de Bordeaux)に入学し、デュブルデュー(Jean-Baptiste Dubourdieu)に学び[1]、パリに出て、国立高等美術学校(École nationale supérieure des beaux-arts)でルイ・エルサン(Louis Hersent)に学んだ。
1825年にローマ賞の2位を受賞し、国からのイタリア留学資金を得られなかったが、ベリー公妃や国王シャルル10世からローマで2年間暮らす資金が与えられた[2]。ブラスカサットは1826年から1830年の4年間、イタリアに滞在し、風景画を描き1831年からサロンに出展を始めた。1835年頃から動物画を描くようになった。1843年からイタリアを再び訪れ、その後、スコットランド、スイスなども訪れた、1836年にモンマルトルに農場を買い、納屋のそばにスタジオを作った。
1846年に芸術アカデミーの会員に選ばれた。シャルル=フランソワ・ドービニーやジャン=フェルディナン・シェニョーらを指導した[3]。