伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
基本情報 | |
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本名 | ジャメル・ウィリアム・ヘリング |
通称 | Semper Fi(アメリカ海兵隊のモットー,常に忠実に) |
階級 | スーパーフェザー級 |
身長 | 178cm |
リーチ | 178cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1985年10月30日(39歳) |
出身地 | ニューヨーク州ロックヴィル・センター |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 28 |
勝ち | 24 |
KO勝ち | 12 |
敗け | 5 |
ジャメル・ウィリアム・ヘリング(Jamel William Herring、1985年10月30日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。ニューヨーク州ロックヴィル・センター出身。元WBO世界スーパーフェザー級王者。元アメリカ海兵隊員[1]。
2012年9月26日、オスカー・デ・ラ・ホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズと有力マネージャーのアル・ヘイモンと契約[2]。
2015年1月9日、ゴールデンボーイ・プロモーションズからプロモート権を破棄されたことで、同プロモーションを離脱しTGBプロモーションズに移籍した[3]。
2016年7月2日、ペンシルベニア州レディングのサンタンデール・アリーナでデニス・シャフィコフと対戦し、10回36秒TKO負けを喫した[4]。
2017年8月22日、ラスベガスのサムズ・タウン・ホテル・アンド・ガムブリング・ホールでラダリウス・ミラーと対戦し、10回0-3(92-98、2者が93-97)の判定負けを喫した[5]。
2018年1月16日、ボブ・アラムのトップランク社と契約を結びアル・ヘイモン及びTGBプロモーションズから離脱した[6]。
2018年9月14日、フレズノのセランド・アリーナでジョン・ヴィンセント・モラルデとUSBA全米スーパーフェザー級王座決定戦を行い、10回3-0(3者共100-90)の判定勝ちを収めた[7]。
2019年5月25日、フロリダ州キシミーのオセロラヘリテージパークでWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪と対戦し、12回3-0(2者が118-110、116-112)の判定勝ちを収め王座を獲得した[8]。
2019年11月9日、フレズノのグリズリーズ・スタジアムでWBO世界スーパーフェザー級1位のラモン・ローチ・ジュニアと対戦し、12回3-0(2者が117-111、115-113)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[9]。この試合でヘリングは30万ドル(約3200万円)、ローチは10万ドル(約1100万円)のファイトマネーを稼いだ[10]。
2020年7月2日、MGMグランド内ザ・バブルでの無観客試合でジョナサン・オケンドと防衛戦を行う予定だったが[11]、へリングが新型コロナウィルスに感染し延期となった。回復して新型コロナウィルス検査で陰性となったことから7月14日に試合が再設定されるが[12]、ヘリングが新型コロナウィルスに再感染したことが試合前日の13日に判明したため、再び延期された[13][14]。
2020年9月5日、MGMグランド内ザ・バブルでWBO世界スーパーフェザー級12位ジョナサン・オケンドと対戦。5回にバッティングでヘリングが左まゆをカットして、オケンドは減点。試合は続行されるが、8回終了後のドクターチェックでヘリングが試合続行不可能と判断されると、レフェリーはさかのぼって5回のバッティングが故意だったとしてオケンドに反則負けを宣告して、ヘリングの8回失格勝ちとなったため2度目の防衛に成功した[15]。
2021年4月3日、ドバイにてカール・フランプトンと対戦。5回に1度、6回にも1度ダウンを奪って、パンチをまとめるとフランプトンのコーナーからタオルが投入されTKO勝ち。3度目の防衛に成功した[16]。
2021年10月23日、ジョージア州アトランタのステートファーム・アリーナにてWBO世界スーパーフェザー級団体内王座統一戦が行われWBO同級暫定王者シャクール・スティーブンソンと対戦しスピードで大きく上回るスティーブンソンが一方的に戦いを支配し、10回1分30秒TKO負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。
2022年5月21日、ジャメイン・オルティスと対戦し、10回判定負け。試合後に現役引退を発表した[17]。
2022年11月1日、さいたまスーパーアリーナで行われた寺地拳四朗 対 京口紘人戦を全米で放送したESPN+で引退後始めてとなる解説を担当し解説者デビューとなった[18]。
2023年、ディベラ・エンターテインメントと契約を結び、11月17日にニューヨークのエジソン・ポールルームにて無敗のニック・モリーナ相手に現役復帰戦[19]。1回に2度のダウンを奪いTKOで復帰戦を飾った[1]。
2024年4月3日、南オーストラリア州アデレードのチタニウム・セキュリティ・アリーナでジャクソン・ジョン・イングランドとWBOグローバルスーパーフェザー級王座決定戦で対戦し、10回1-2(97-93、94-96×2)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
前王者 伊藤雅雪 |
WBO世界スーパーフェザー級王者 2019年5月25日 - 2021年10月23日 |
次王者 シャクール・スティーブンソン |