ジャン・ラヴェルナリヴ Jean Ravelonarivo | |
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生年月日 | 1959年4月17日(65歳) |
出生地 |
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出身校 |
アンタナナリボ大学 外交戦略研究センター |
前職 | 空軍軍人 |
所属政党 | 無所属 |
配偶者 | ジョジアンヌ・ラヴェルナリヴ |
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内閣 | ラヴェルナリヴ内閣 |
在任期間 | 2015年1月17日 - 2016年4月10日 |
元首 | ヘリー・ラジャオナリマンピアニナ |
ジャン・ラヴェルナリヴ(マダガスカル語: Jean Ravelonarivo[1]、1959年4月17日 - )はマダガスカルの空軍将校、政治家。2015年1月17日から2016年4月10日まで同国首相を務めた。氏名は「ラヴェルナリヴ・ジャン」とも書かれる[2]。日本の外務省や大使館などは「ラヴェルナリブ」という表記を使用している[3]。
1959年4月17日、ベルルヴのサカドゥムに生まれる[4]。キロヴォグラードの高校で操縦技術を習得した後、マダガスカルに戻ってアンタナナリボ大学を優秀な成績で卒業し、パリの外交戦略研究センターで国際関係を専攻した[5]。国際ロータリーの下部組織INSCAEで学んだ。
パイロットとしてイヴァト空軍基地に1985年から1997年まで駐屯した[4]。
2015年1月17日、ロジェル・コロの後任の首相に任命された。野党議員のアンドリー・ラジョエリナ、ジャン・ルイ・ロビンソン、アルベール・カミーユ・ヴィタルは、ラヴェルナリヴの妻ジョジアンヌが大統領ヘリー・ラジャオナリマンピアニナの夫人ヴォアハンギと親しいことから、この人事を批判した[6]。
翌2016年4月8日、ラヴェルナリヴ内閣は総辞職すると報道された[7]。ラヴェルナリヴはこの報道を否定したが、「より最適な時期に」辞表を提出する意向を示した[8]。4月10日、ラジャオナリマンピアニナ大統領は内務・地方分権大臣のオリヴィエ・マハファリ・スルナンジャサナ[2]を新首相に指名した[9]。これを受けて、ラヴェルナリヴは辞表に署名する意向を明らかにした[10]。
辞任する前月の2016年3月21日、ラヴェルナリヴは2018年のマダガスカル大統領選挙には出馬しないことを表明している[3]。
2021年9月、アンタナナリボの汚職防止ポールの刑事裁判所は、6人の個人と1人の会社の出廷を求めた。2015年から2016年まで首相であり、不正契約の直接の受益者であるジャン・ラヴェルナリボは、5年の懲役が要求された。被告は、CNAPS(この場合は市民党)に損害賠償として合計60億アリアリを支払うように命じられた[11]。
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