枢機卿 ジャン=クロード・オロリッシュ | |
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ルクセンブルク大司教 | |
教会 | ローマ・カトリック教会 |
大司教区 | ルクセンブルク |
着座 | 2011年10月16日 |
他の役職 | 上智大学元副学長[1] |
聖職 | |
司祭叙階 | 1990年4月21日 |
司教叙階 | 2011年10月16日 |
枢機卿任命 | 2019年10月5日 |
個人情報 | |
出生 |
1958年8月9日 ルクセンブルク、ディフェルダンジュ |
紋章 |
ジャン=クロード・オロリッシュ(Jean-Claude Hollerich SJ, 1958年8月9日 - )は、ルクセンブルク出身のルクセンブルク大司教。2011年10月16日に叙階される。
日本語メディアにおいて、姓はドイツ語読みでホレリッヒと表記されることもある。
ルクセンブルクのディフェルダンジュ (Differdange) に生まれ、フィアンデン (Vianden) で育つ。1981年にローマの神学大学を卒業してイエズス会に入会し、1985年に来日する。上智大学で日本語を学んだ後、1989年からフランクフルト、ミュンヘンでドイツ学を学ぶ。1994年に上智大学外国語学部ドイツ語学科講師に就任し、1999年に同学科助教授[2]、2006年より教授となる。ドイツ語学科長、上智大学カトリックセンター長、同ヨーロッパ研究所所長、同副学長(学生総務担当)を歴任する。
2011年7月12日、教皇ベネディクト16世によりルクセンブルク大司教に任命される。同年10月16日、ルクセンブルクのノートルダム大聖堂にて叙階され、ルクセンブルク大司教区で3人目の大司教(司教としては8人目)となった。大司教としての紋章には祖国ルクセンブルクや日の丸のモチーフが使われている。
2019年10月5日、第266代ローマ教皇フランシスコよりルクセンブルク初の枢機卿に任命される。
ルクセンブルクの公用語であるルクセンブルク語・ドイツ語・フランス語はもちろんのこと、英語、イタリア語、ラテン語、そして日本語を自在に操る。