ジュール・ブランシャール Jules Blanchard | |
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ブランシャールによる彫刻『真実の口』 リュクサンブール公園 | |
生誕 |
1832年5月25日 フランス、ピュイゾー(Puiseaux) |
死没 |
1916年5月2日 フランス、パリ |
ジュール・ブランシャール(Jules Blanchard、1832年5月25日 - 1916年5月2日)はフランスの彫刻家である。パリ市庁舎の『科学』の寓意像やリュクサンブール公園の『真実の口』などの彫刻の作者として知られる。
ロワレ県のピュイゾー(Puiseaux)の雑貨店の息子に生まれた。ピュイゾーの学校で学び、絵や彫塑の才能を示し、パリに移りフランソワ・ジョフロワ(François Jouffroy: 1806–1882)の工房に入り弟子になった。すぐに彫刻家として認められ、多くの賞や公共施設に設置する彫像の依頼を受けた。
1889年のパリ万国博覧会の展覧会で金メダルを受賞し、1881年にレジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)を受勲した[1]。
彫刻家、ドニ・フォヤティエ(Denis Foyatier: 1793-1863)の娘と結婚した[2] 。
主な作品には、パリ市庁舎の『科学』の寓意像(1882)やリュクサンブール公園の『真実の口』(1871)などがある。