ジュー・ホアン語族

ジュー・ホアン語族(Ju–ǂHoan)
Kx'a
話される地域アンゴラ, ナミビア, ボツワナ
言語系統語族の一つ
(伝統的にはコイサン語族とされてきた)
下位言語
Glottologkxaa1236[1]

ジュー・ホアン語族(ジュー・ホアンごぞく、Ju–ǂHoan)またはクン・ホワン語族(クン・ホワンごぞく、!kung–ǂHoan)、Kx'a語族 (Kx'aごぞく、Kx'a languages)は2010年に認定された語族であり、ǂ’Amkoe語 (ǂHoan語)とクン語 (Juu語)が含まれる。両語の関係性は約10年前から考えられてきた[2]ツウ語族と同様、南アフリカに土着の2語族のうちの一つで、この2語族は地域的な類型的類似がみられる。

言語

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  • ǂ’Amkoe語 (3方言, ǂHȍȁn, Nǃaqriaxe, Sàsí; 消滅寸前)
  • クン語 (ǃXunまたはJu とも。かつては 北コイサン語; 方言集合体)

脚注

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  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Kxa”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/kxaa1236 
  2. ^ Heine, Bernd and Honken, Henry「The Kx'a Family : A New Khoisan Genealogy」『アジア・アフリカ言語文化研究』第79巻、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2010年、5-36頁、ISSN 0387-2807NAID 120002142770