『ジョアン 声とギター』 | ||||
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ジョアン・ジルベルト の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ボサノヴァ | |||
時間 | ||||
レーベル | ユニバーサルミュージック・ブラジル/ヴァーヴ・レコード | |||
プロデュース | カエターノ・ヴェローゾ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジョアン・ジルベルト アルバム 年表 | ||||
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『ジョアン 声とギター』(ジョアン こえとギター、原題:João Voz e Violão)は、ジョアン・ジルベルトが2000年に発表したスタジオ・アルバム。
約10年ぶりのスタジオ・アルバムに当たり、ジャキス・モレレンバウン編曲のオーケストラが参加するという前情報もあったが、最終的には全編ともジルベルトのギター弾き語りとなった[3]。カエターノ・ヴェローゾがプロデューサーに起用され、収録曲のうち「デスヂ・キ・オ・サンバ・エ・サンバ(サンバがサンバであるからには)」と「コラサォン・ヴァガブンド」はヴェローゾのカヴァーである[2][3]。10曲中5曲は、ジルベルトが過去のアルバムで取り上げた曲の再演で、ヴェローゾのカヴァーを含む残り5曲は本作に初収録された[3]。
第43回グラミー賞では最優秀ワールドミュージック・アルバム賞を受賞し、自身2度目のグラミー受賞を果たした[4]。アレックス・ヘンダーソンはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「それほど野心的なCDではないが、ありがちな先の読める作品でもない」「ジルベルトは1999年6月に68歳になったが、彼の繊細で心地良い歌声は健在である」と評している[2]。