「スウィーテスト・シング」(The Sweetest Thing)は1998年にシングルリリースされたU2の曲。
The Joshua Treeのレコーディングのせいで1986年の妻の誕生日を祝えなかったボノからアリへの謝罪の曲で、オリジナルヴァージョンは「Where The Streets Have No Name」のシングルのB面に収録されたが、1998年、『The Best of 1980-1990』がリリースされた際、リテイクされた。その際、アイランドはヨーロッパ限定で特製チョコレートバーを発売し、コレクターズアイテムとなった。[1]
シングルは2種類リリースされ、それぞれB面には初期のライブヴァージョンが収録されており、次のアルバムは原点回帰的なものになるものと予想された。
なおアリの要望でシングルからの収益はチェルノブイリ・チルドレン・インターナショナルに寄付された。[1]
- Sweetest Thing
- Twilight (Live from Red Rocks)
- An Cat Dubh (Live from Red Rocks)
- Sweetest Thing
- Stories for Boys (Live from Boston)
- Out of Control ( Live from Boston)
- Sweetest Thing
- With or Without You
Version 4 カセットテープ(ヨーロッパ盤)
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- Sweetest Thing
- Stories for Boys (Live from Boston)
- 監督:ケヴィン・ゴドレイ
- プロデューサー:ネッド・オハンロン、リチャード・ホリング
- ロケ地:Fitzwilliam Square(ダブリン)
- 撮影日:1988年9月20日
- リリース日:1998年10月3日
U2のメンバー以外のPVの登場人物は、
- アリ・ヒューソン(ボノの妻)
- Boyzoneのメンバー
- The Artane Boys Band(ラリーが所属していたマーチングバンド)
- プロボクサーのスティーブ・コリンズ(アイルランドの国旗を持って、ボノにマウスガードをはめる人物)
- The Celtic Knights(消防車の上でストリップをしている)
- Macnas Performance Troupe(パフォーマンスグループ。U2のお面を被っている)
- ジーン・バルターとリバーダンスグループ
- ノーマン・ニューソン(ボノの兄。料理を持ってくるシェフ)
- ベルギーから連れてきた象(なかなか動いてくれず、12テイク目でやっとOKになった)。
ポール・マクギネスとオリンピックの金メダリストにしてボクシング世界チャンピオン・マイケル・カルースの登場シーンはカットされた。元のアイデアは床屋を舞台に『Boy』から『Pop』までのU2メンバーの全ヘアスタイル集で、各メンバーが鏡の前で自分のみならず他のメンバー分も含めて髪型を次々と変えていくというものだった。[1]
- 『3人のゴースト』 (1988) - ビル・マーレー主演の1988年のアメリカ映画。New Voices of Freedomのカバーヴァージョンが収録されている。
- 『Mr.ディーズ』 (2002) - 2002年のアメリカ映画のサントラ。シングルヴァージョンが収録されている。
- 1998年メロディー・メーカー年間ベストソング第32位[2]
- 1998年BBCレディオ1が選ぶベストソング第53位[3]
- 1998年イグアナ(スペイン)年間ベストシングル第61位[4]
- 1998年スタジオ・ブリュッセル(ベルギー)の年間ベストシングル第30位[5]
- 1999年ホットプレス・アワード年間ベストシングル
- 1999年ホットプレス読者が選ぶ年間ベストアイリッシュシングル
- 1999年ホットプレス読者が選ぶ年間ベストアイリッシュビデオ
- 2004年Qマガジン150の偉大なロックリスト:A面よりも優れたB面曲第14位[6]