スウェーデン・ソーラー・システム (Sweden Solar System) は世界一大きい、太陽系 のモデルである。世界最大の半球状の建物であるストックホルム・グローブ・アリーナ (エリクソン・グローブ)を太陽 に見立てて、スウェーデン 各地に太陽系の天体に対応するオブジェが設置されている。小惑星帯 より内部の惑星はストックホルム 市内にあるが、外部の惑星のオブジェはバルト海 に沿って、北の方向に設置されている。縮尺はおよそ2千万分の1で、太陽の大きさはコロナの部分を含んでいる。
それぞれの天体の設置場所は以下のようになっている。
太陽:直径110mのストックホルム・グローブ・アリーナである。
内部惑星
水星 :グローブ・アリーナから2,900m離れたストックホルム市博物館に直径25cmの水星が置かれている。
金星 :5,500m離れたスウェーデン王立工科大学 に、直径62cmの金星が置かれた。2004年6月8日には天文台博物館にも金星のモデルが置かれた。
地球 :スウェーデン自然歴史博物館 のシアターのコスモノヴァ (Cosmonova) に直径65cmの地球のモデルが置かれている。グローブ・アリーナから7,600m離れている。18cmの月 のモデルも置かれている。
火星 :11.6km離れたショッピングセンターのMörby Centrumに35cmのモデルが置かれた。
外部惑星
木星 :40km離れた、ストックホルム・アーランダ空港 に直径7.3mの花の装飾が造られた。
土星 :現在はまだ建設されていないが、73km離れたウプサラ のオングストローム研究所にプラネタリウムを建設する計画がある。直径6.1mでリングのある屋根を持つ計画である。
天王星 :143km離れたイェヴレ のFuruvik公園に、直径2.6mのオブジェがある。
海王星 :229km離れたセーデルハムン に、アクリルで造られ夜は青く輝く2.5mのオブジェがある。
準惑星 など
冥王星 とカロン :300km離れたDelsboの隕石クレータであるデレン湖 の近くに、隕石落下の際にできたデレナイトと呼ばれる鉱石で作られた直径12cmのモデルが置かれている。
イクシオン :360km離れたヘーノーサンド に、6.5cmの球体を握った手のオブジェがある。
エリス :510km離れたウメオ のUmestans Företagsparkに直径13cmのモデルが置かれている。Theresa Bergで作られた金色のモデルは、『「καλλίστῃ (最も美しい女神に)」と書かれたリンゴによって、女神達が争いを始めた』神話を伝えている。
セドナ :912km離れたルレオ のTeknikens husにある。
太陽系外縁部の小天体
^ a b c d e f “Sweden Solar System: Stationer ” (Swedish). Sweden Solar System. 2009年9月15日 閲覧。
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^ Ny Teknik: Saltis invigs i Saltis Archived 2010年6月23日, at the Wayback Machine .
^ Press release , linked 2009-06-08.
^ Neptunus i Söderhamn
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^ “Technichus' Exhibitions ”. Technichus home Page. 2010年8月14日時点のオリジナル よりアーカイブ。2010年5月10日 閲覧。
^ Umeå kommun: Umeå får en egen himlakropp Archived 2011年9月29日, at the Wayback Machine .
^ “Luleå är Sedna. I alla fall om vår sol motsvaras av Globen i Stockholm. ”. Norrbotten Kuriren (in swedish). 2010年7月15日時点のオリジナル よりアーカイブ。2010年5月10日 閲覧。