スクールガールズ | |
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Las niñas | |
監督 | ピラール・パロメロ |
脚本 | ピラール・パロメロ |
製作 |
ヴァレリー・デルピエール アレックス・ラフエンテ |
出演者 |
アンドレア・ファンドス ナタリア・デ・モリーナ |
音楽 | カルロス・ナジャ |
撮影 | ダニエラ・カヒアス |
編集 | ソフィア・エスクデ |
公開 |
2020年2月23日(ベルリン国際映画祭) 2020年9月4日(スペイン) 2021年9月17日(日本) |
上映時間 | 97分 |
製作国 | スペイン |
言語 | スペイン語 |
『スクールガールズ』(スペイン語: Las niñas)は、2020年のスペインのドラマ映画。脚本・監督はピラール・パロメロ。ナタリア・デ・モリーナなどが出演している。修道院学校に通う少女たちの思春期を描いたドラマ作品である。
1992年、スペイン、バルセロナに近いサラゴサ。修道院の女子校に通うセリアは母と二人暮らし。母は若くしてシングルマザーになった。自分と同じ苦労をさせたくない。セリアには高等教育を受けさせたい。一方、セリアが立っているのは思春期の入り口。興味があるのは勉強よりも「おとなの世界」だ。
ある日、ブリサという転校生がバルセロナからやってきた。都会的で大人びた考え方、ダビングしてくれたロックミュージックに引きつけられた。悪い友人たちとつるんでこっそりお化粧したり、酒やタバコを試したり、クラブに行ってナンパされたり、男の子のバイクに乗せてもらったり・・・。しかしある日仲間のひとりから片親であることをバカにされ、大きなショックを受けた。まじめに学校に行くのが何だか嫌になった。
セリアの素行の悪さが目に余ると学校から呼び出された母はセリアを思い切りビンタした。それをきっかけにセリアは自分のモヤモヤをぶつけた。なぜ父親がいないのか。心臓麻痺で死んだというのは本当か。母はなぜ実家と疎遠なのか。そんな時、母の姉(セリアの叔母)から母の父が亡くなったとの連絡が入る。迷った末、母はセリアを連れ車で実家に向かう。セリアは初めて祖母に会う。
母はセリアを死んだ父の墓に連れて行く。死んだ父(セリアの祖父)が実はセリアの父親であることが暗示される。自宅に戻ったセリアと母は一つのベッドで寝る。学校のコーラス発表会の日。母も会場に来ている。あなたは下手だから口パクしなさいと先生からは言われていたが、セリアは母に聞こえるように大きな声で歌う。
第35回ゴヤ賞では9部門にノミネートされ、作品賞、新人監督賞(ピラール・パロメロ)、脚本賞(ピラール・パロメロ)、撮影賞(ダニエラ・カヒアス)の4部門を受賞した。これによってダニエラ・カヒアスはゴヤ賞の撮影賞を受賞した初の女性となった。第8回フェロス賞では6部門にノミネートされ、ドラマ作品賞、監督賞、脚本賞の3部門を受賞した。
賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
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フォルケ賞[1][2] | フィクション作品賞 | 受賞 | |
主演女優賞 | アンドレア・ファンドス | ノミネート | |
教育映画賞 | ノミネート | ||
フェロス賞 | ドラマ作品賞 | 受賞 | |
予告編賞 | ノミネート | ||
監督賞 | ピラール・パロメロ | 受賞 | |
脚本賞 | 受賞 | ||
主演女優賞 | アンドレア・ファンドス | ノミネート | |
助演女優賞 | ナタリア・デ・モリーナ | ノミネート | |
ゴヤ賞 | 作品賞 | 受賞 | |
新人監督賞 | ピラール・パロメロ | 受賞 | |
脚本賞 | 受賞 | ||
助演女優賞 | ナタリア・デ・モリーナ | ノミネート | |
撮影賞 | ダニエラ・カヒアス | 受賞 | |
編集賞 | ソフィア・エスクデ | ノミネート | |
美術賞 | モニカ・ベルヌイ | ノミネート | |
衣装デザイン賞 | アランチャ・エスケロ | ノミネート | |
作曲賞 | 「Lunas de papel」 (カルロス・ナジャ) |
ノミネート | |
アリエル賞[3][4] | イベロアメリカ作品賞 | ノミネート | |
プラティーノ賞[5] | イベロアメリカ作品賞 | ノミネート | |
イベロアメリカ初監督作品賞 | ピラール・パロメロ | 受賞 | |
脚本賞 | ノミネート | ||
撮影賞 | ダニエラ・カヒアス | ノミネート | |
編集賞 | ソフィア・エスクデ | ノミネート | |
美術賞 | モニカ・ベルヌイ | ノミネート |