『Sketches Of Spain』 | ||||
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マイルス・デイヴィス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1959年11月20日、1960年3月10日 | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | テオ・マセロ、アーヴィング・タウンゼント | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
マイルス・デイヴィス アルバム 年表 | ||||
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『スケッチ・オブ・スペイン』(Sketches of Spain)は、ジャズ・トランペット奏者のマイルス・デイヴィスが、編曲家ギル・エヴァンスと共同で制作し、1960年に発表したアルバム。スペイン音楽の要素を取り入れた内容。2000年のリマスターCDでは、「アランフェス協奏曲」の別テイクと、同じセッションでレコーディングされた「ソング・オブ・アワ・カントリー」がボーナス・トラックとして収録された。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』において、358位にランクイン[1]。
マイルスは、友人からホアキン・ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を聴かされ、ギルと共にこの曲をレコーディングすることを思い立つ。ギルは第2楽章を元に、独自の編曲を施した。2曲目の「ウィル・オ・ザ・ウィスプ」は、マヌエル・デ・ファリャ作曲のバレエ音楽「恋は魔術師」の中の1曲「火祭りの踊り」を編曲したもの。
マイルスは、本作発売直後の記者会見で、「フラメンコは我々のブルースのスペイン版だ」と語っている。