スタークリスタル | |
---|---|
Galaxis | |
監督 | ウィリアム・メサ |
脚本 | ニック・デイヴィス |
製作 |
|
出演者 | |
音楽 | Christopher L. Stone |
撮影 | Robert C. New |
編集 |
|
製作会社 |
|
配給 |
|
公開 |
|
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
次作 | スタークリスタル2 |
『スタークリスタル』(原題:Galaxis)は、1995年にリリースされた、アメリカのSFアクション映画である。
ニック・デイヴィスが脚本を手がけ、ウィリアム・メサが監督を務めた。出演はブリジット・ニールセンやリチャード・モール、クレイグ・フェアブラス。また、別題として『Terminal Force』というタイトルでもリリースされた。
この映画は、ヒューストン・クロニクル紙から否定的な評価を受け、「実際のところ、オリジナルビデオ作品よりも悪いかもしれない」と書かれた。
宇宙誕生時、生命を維持するためのエネルギーを生み出すとされるジェムが作られる。悪の帝王のカイラ(リチャード・モール)は、その伝説上のジェムを探し出し、そのジェムに内在するエネルギーを使って悪の勢力を広げようとする。そして、シンタリア星でジェムの守護者たちを倒し、ジェムの入手に成功する。
一方、もう一つのジェムの在り処を聞き出した、透明化の能力を持つ自由の闘士のラデラ(ブリジット・ニールセン)は、カイラの侵攻を食い止め、更なるジェムの入手を阻止するために地球へと向かう。そこで彼女は、ジェド(ジョン・H・ブレナン)がすでにそのジェムを隠し場所から持ち出していることを知る。
しかし、マフィアのヴィクター・メネンデス(フレッド・アスパラガス)たちもまた、ジェドへの借金の形に、そのジェムを手に入れようとしていた。
ヴィクターたちを退治したラデラは、ジェドと共に原初のジェムを探し出し、カイラの計画を阻止するために協力することにする。
この映画は、『沈黙の戦艦』(1992年)や『逃亡者』(1993年)の視覚効果スーパーバイザーを務めていたウィリアム・メサの長編映画監督デビュー作となった[1][2][3]。本編は91分で[3]、映画監督のサム・ライミが本作にカメオ出演している[4]。
ヒューストン・クロニクル紙は、以下のような否定的な批評を書いた。「このような映画はオリジナルビデオ作品の名を汚すかもしれない」と評し[4]、レビューでは「アクションシーンはまあまあで、低予算と貧弱な脚本に苦しんだ作品だろう」と書かれている[4]。
また、The Sci-Fi Movie GuideにおいてChris Barasantiは、この映画を「独創性がなく、つまらない作品」と評した[5]。
この映画の前日譚が、『The Survivor』として1998年に公開された。本作の脚本家であるニック・デイヴィスが監督を務め、リチャード・モールがカイラ役で再登場したが、ターキン役はXavier Declieへと変更された。
日本では、『スタークリスタル2』という、本作の続編の様な邦題がつけられた。