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法人番号 | 4700150097290 | |||
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設立 |
2016年(準備会社登記) 2018年5月2日(正式) | |||
運航開始 | 2020年1月23日 | |||
ハブ空港 | 台湾桃園国際空港 | |||
焦点空港 | 台中国際空港 | |||
マイレージサービス | COSMILE | |||
航空連合 |
未加盟 (ワンワールド加盟予定)[1] | |||
保有機材数 | 26機 | |||
就航地 | 30都市 | |||
本拠地 |
中華民国 台北市内湖区南京東路六段382号15F[2] | |||
代表者 | 張國煒 | |||
従業員数 | 4381人(2024年4月現在) | |||
外部リンク |
www | |||
備考 | ||||
スターラックス航空 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 星宇航空 |
拼音: | Xīngyǔ Hángkōng |
発音: | シンユウ ハンコン |
英文: | STARLUX Airlines |
スターラックス航空(スターラックスこうくう、中国語: 星宇航空、英語: STARLUX Airlines Co., Ltd.)は、中華民国の航空会社である[3]。
エバーグリーン・グループの創業者張栄発の死去により勃発した後継者争いで、エバー航空董事長の座を追われた張國煒により設立された[4]。
台湾桃園国際空港をベースに「台湾のエミレーツ航空」を目指して事業計画を進めている[5][6]。
2017年4月に星宇投資有限公司が成立[7]。資本金1000万新台湾ドル、本社の所在地は台北市内湖区南京東路六段382号で、一般投資業としてのスタート[8]。翌5月に三陽工業本社内6階全フロア約4,500坪の空間を借りて、本社機能を設定[2]。実際の運行に際しての航空行政側の規制緩和も予定されている[9]。
2018年5月2日、登記が完了し、航空会社としての法人が正式に発足[10]。2019年9月21日にはIATAコード、ICAOコード、コールサインがそれぞれJX、SJX、STARWALKERに決定したことが発表された[11]。
2019年10月28日、自社初号機となるエアバスA321neoが台湾に到着。パイロットのライセンスを所持する董事長の張が自ら操縦して受領した[12]。12月23日に2機目も同じく張の操縦で高雄空港に到着しており、その際に張は「フェリーフライトは全機を自分で操縦する」ともコメントしている[13]。3号機は2020年1月18日に到着している[14]。
2019年12月10日、民用航空局からAOC(航空運送事業許可)を[15]、翌日に1月就航の3路線(マカオは1日3便、ダナン・ペナンは1日1便)の認可を取得した[16]。12月16日午前11時(現地時間)より自社ウェブサイトでの航空券販売を開始した[17]。
2020年1月23日に台北/桃園~マカオ、ダナン、ペナン線に就航し正式な運行が開始された[18]。同年12月からは台北~バンコク、東京/成田、大阪/関西の3路線を開設[19]、これが同社初となる日本路線の就航となった。
2022年2月18日にエアバスA330-900型機を受領、同社初のワイドボディ機となった[20]。同年10月にはエアバスA350-900型機も受領している[21]。
2023年3月にはロサンゼルス・ドジャース及び、ロサンゼルス・クリッパーズのオフィシャルスポンサーに就任した[22]。ドジャースとは2023年シーズン、クリッパーズとは2023~2024年シーズンでの契約であったが、ドジャースとは契約を3年延長し、2024~2026年シーズンもスポンサーとなった[23]。
2023年4月からはロサンゼルス便を開設[24]、同社初の北米路線となった。
2023年12月4日に国際航空運送協会(IATA)へ正式に加盟[25]。
2024年2月21日に3機のA330-900型機の追加発注とともに同社初の貨物機となるA350F型機を5機発注した[26]。
2024年3月31日からは台湾第2拠点として台中への就航が開始された[27]。
2024年10月4日より、アラスカ航空と同社初のコードシェア提携を開始した[28]。また2025年末までに航空連合ワンワールドへ加盟する予定であると発表している[1]。
機材 | 保有数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | ||||
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F | C | W | Y | 計 | ||||
エアバスA321neo | 13 | 6[31] | - | 8 | - | 180 | 188 | 全機リース導入 |
エアバスA330-900 | 5 | 3[32] | - | 28 | - | 269 | 297 | |
エアバスA350-900 | 8 | 2[32][33] | 4 | 26 | 36 | 240 | 306 | 10機のオプション付き[34] |
エアバスA350-1000 | - | 8[32] | 4 | 40 | 36 | 270 | 350 | |
貨物用機材 | ||||||||
エアバスA350F | - | 10[35] | 貨物 | |||||
計 | 26 | 29 |
国/地域 | 都市 | 空港 | 備考 | 引用 |
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台湾 | 台北 | 台湾桃園国際空港 | ハブ空港 | |
台中 | 台中国際空港 | 焦点空港 | [37] | |
日本 | 東京 | 成田国際空港 | [38][39] | |
大阪 | 関西国際空港 | [38][39] | ||
神戸空港 | チャーター便 2025年4月より運航予定 |
[40] | ||
名古屋 | 中部国際空港 | [41] | ||
福岡 | 福岡空港 | [42] | ||
沖縄 | 那覇空港 | 台中発着便あり | [43] | |
札幌 | 新千歳空港 | [44] | ||
仙台 | 仙台空港 | [45] | ||
熊本 | 熊本空港 | [46] | ||
函館 | 函館空港 | [47] | ||
高松 | 高松空港 | 台中発着便のみ | [48] | |
香港 | 香港 | 香港国際空港 | [49] | |
マレーシア | クアラルンプール | クアラルンプール国際空港 | [38][50][51] | |
ペナン | ペナン国際空港 | [38][52][53][54] | ||
シンガポール | シンガポール | チャンギ国際空港 | [38][55][56][57] | |
マカオ | マカオ | マカオ国際空港 | 台中発着便あり | [38][53][54] |
フィリピン | セブ | マクタン・セブ国際空港 | [58] | |
クラーク | クラーク国際空港 | [59] | ||
ベトナム | ホーチミン | タンソンニャット国際空港 | [60] | |
ダナン | ダナン国際空港 | 台中発着便あり | [38][52][53] | |
ハノイ | ノイバイ国際空港 | [61] | ||
フーコック島 | フーコック国際空港 | 台中発着便あり | [62] | |
タイ | バンコク | スワンナプーム国際空港 | [38][39] | |
チェンマイ | チェンマイ国際空港 | [63] | ||
インドネシア | ジャカルタ | スカルノ・ハッタ国際空港 | [64] | |
アメリカ合衆国 | ロサンゼルス | ロサンゼルス国際空港 | [65] | |
サンフランシスコ | サンフランシスコ国際空港 | [66] | ||
シアトル | シアトル・タコマ国際空港 | [67] | ||
グアム | タムニン | グアム国際空港 | チャーター便 | [68] |
国/地域 | 都市 | 空港 | 備考 | 引用 |
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フィリピン | マニラ | ニノイ・アキノ国際空港 | [69] | |
日本 | 徳島 | 徳島飛行場 | チャーター便 | [70] |
ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスの4クラスが設置されている。ビジネスとエコノミーは全機材に設置されているが、ファーストとプレミアムエコノミーはA350-900型機のみ設置されている[72]。
機内誌タイトルは「歩く、往来する」を意味する台湾語の「Kiânn」[73]。
COSMILE[74]
機内食は、チャイナエアライン系列の「華膳空廚」、エバー航空系列の「長榮空廚」の両社から供給を受けており、機内食にエバー航空の食器が使われていることがある[75]。