スチュペンデミス

スチュペンデミス属
スチュペンデミス
化石標本
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: カメ目 Testudines
亜目 : 曲頸亜目 Pleurodira
上科 : ヨコクビガメ上科 Pelomedusoidea
: Podocnemididae
: スチュペンデミス属 Stupendemys
学名
Stupendemys
Wood, 1976
  • S. geographicus Wood, 1976(模式種
  • S. souzai Bocquentin & Melo, 2006

スチュペンデミス (Stupendemys=驚くべきカメ、の意) は、新生代中新世から鮮新世にかけての南アメリカ大陸に生息した、絶滅したカメの一つ。爬虫綱 - カメ目 - 曲頸亜目に属する。史上最大級とされるカメの一つ。

形態

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甲長は最大で約2m40cm、最小のものでも1m80cmを超える。極めて大型のカメ。同じく最大級とされるアーケロン潜頸亜目であるのに対し、このカメはより長い首を持つ曲頸亜目に属していた。発見された頸椎のうち、最大のものは30cm程に達し、首だけで1mを超えていたと推定される。おそらく全長は4m近くに達していたであろう。

生息域

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南アメリカ大陸のベネズエラなどから化石が産出。大河の水際など淡水域に生息し、水辺の植物などを食べていたと思われる。

関連項目

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参考文献

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  • 金子隆一『イラスト図解:謎と不思議の生物史』北村雄一、本田成正、山本聖士、同文書院、1996年、216-217頁。ISBN 4-8103-7340-1