ステファンまたはスティーブン(Stephen, Stephan, Stefan等様々に表記される)はヨーロッパ系の男性名。ドイツ語圏などではシュテファン(Stephan, Ştefan等)となり、姓としても用いられる。元来は新約聖書の登場人物、聖ステファノの別表記(スラブ語圏で多く使われる)。教会スラヴ語表記でもあり、日本正教会では「ステファノ」に相当する人名表記として用いられる。
英語圏のスティーヴン、フランス語圏のエティエンヌ、イタリア語圏のステーファノ、スペイン語圏のエステバン、ポルトガル語圏のエステヴァン、ハンガリー語のイシュトヴァーン、ロシア語のステパンに対応。
聖ステファノは、もともとはステパノス(ギリシア語: Στέφανος, Stéphanos)というギリシャ風の名を持つユダヤ人であった。ステパノスという人名は、ギリシャ語で「花輪」や「冠」を意味するステパノス(ギリシア語: στέφανος, stéphanos)という単語をもとにしている。