![]() |
スデイリー・セブン(アラビア語: السديريون السبعة As-Sudayrīyūn as-Sabʿah、英語: Sudairi Seven)とは、サウジアラビアの王家サウード家のうち、初代サウジアラビア国王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードと彼が最も寵愛したスデイリー家出身の女性ハッサとの間に生まれた7人の男子のこと。
王位継承権を持つ7人の男子と、彼らの子や孫が王家の中で権勢を振るい、実際に7人のうち4人が王位継承順第1位となる王太子に指名され、このうち即位前に病死しなかった2人が国王に即位した。2015年に第6代国王アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズが死去し、スデイリー・セブンの一人であるサルマーンが即位した際には、スデイリー閥によって前国王アブドゥッラーの人脈が排除され、王室内でのスデイリー閥の主導権が強められたとされている。また、男子の他にハッサ妃は4人の女子ももうけた。
王位継承順に挙がった人物を太字で記す。
王位継承順に挙がった人物を太字で記す。スデイリー・セブンの子は初代国王の孫の世代で、「第3世代」となる。