ストーム・フロント(Storm Front)は、ビリー・ジョエルが1989年に発表したアルバム。
フォリナーのミック・ジョーンズをプロデューサーに起用。ビリーは、ミックのソロ・アルバム『ミック・ジョーンズ』(1989年)にゲスト参加しており[4]、同作に参加したジョー・リン・ターナー(元レインボー)も、本作にもゲスト参加した。「ザ・ダウンイースター"アレクサ"」は、長女アレクサの名前をタイトルに使用[5]。
ビリーのアルバムとしては3作目となる全米1位獲得作[6]。第1弾シングル「ハートにファイア」も全米1位を獲得し[1]、更に「愛はイクストリーム」(全米6位[1])、「そして今は…」(全米37位[1])、「ザ・ダウンイースター"アレクサ"」(全米57位[1])、「(ザッツ)ノット・ハー・スタイル」(全米77位[1])といったシングル・ヒットも生んだ。
ジャケット写真の旗はアメリカの海上気象警報旗で「暴風警報」を意味しており、ビューフォート風力階級の風力10から12(風速24.5〜32.7m/s)を表している。
収録曲[編集]
全曲ビリー・ジョエル作。
- (ザッツ)ノット・ハー・スタイル - "That's Not Her Style" - 5:18
- ハートにファイア - "We Didn't Start the Fire" - 4:50
- ザ・ダウンイースター"アレクサ" - "The Downeaster 'Alexa'" - 3:44
- 愛はイクストリーム - "I Go to Extremes" - 4:22
- シェイムレス - "Shameless" - 4:27
- ストーム・フロント - "Storm Front" - 5:15
- レニングラード - "Leningrad" - 4:04
- 愛する君に - "State of Grace" - 4:28
- ホエン・イン・ローマ - "When in Rome" - 4:46
- そして今は… - "And So It Goes" - 3:38
カヴァー[編集]
参加ミュージシャン[編集]
- ビリー・ジョエル - ボーカル、ピアノ、クラビネット、アコーディオン、ハモンドオルガン、ハープシコード、シンセサイザー、パーカッション
- リバティ・デヴィート - ドラムス
- デヴィッド・ブラウン - ギター
- シューラー・ディール - ベース
- ジェフ・ジェイコブス - シンセサイザー
- クリスタル・タルフェロ - パーカッション、バッキング・ボーカル
- ミック・ジョーンズ - ギター(on 6. 8.)、バッキング・ボーカル
- レニー・ピケット - サックス(on 6. 9.)
- ザ・メンフィス・ホーンズ - ホーン(on 6.)
- ドミニク・コルテーゼ - アコーディオン(on 3. 7.)
- ドン・ブルックス - ハーモニカ(on 1.)
- ジョン・マホニー - キーボード(on 2. 3.)、キーボード・プログラミング(on 7.)
- サミー・メレンディノ - エレクトリック・パーカッション(on 2.)
- ケヴィン・ジョーンズ - キーボード・プログラミング(on 2.)
- ダグ・クリーガー - サウンド・エフェクト(on 2.)
- ビル・ザンピノ - コーラス・アレンジ(on 7.)
- アリフ・マーディン - オーケストラ・アレンジ(on 7.)
- リチャード・マークス - バッキング・ボーカル
- パティ・ダーシー - バッキング・ボーカル
- フランク・フロイド - バッキング・ボーカル
- ブライアン・ラグルス - バッキング・ボーカル
- ジョー・リン・ターナー - バッキング・ボーカル
- イアン・ロイド - バッキング・ボーカル
- チャック・アーノルド - バッキング・ボーカル
- ブレンダ・ホワイト・キング - バッキング・ボーカル
- カーティス・キング - バッキング・ボーカル
|
---|
スタジオ・アルバム | |
---|
ライヴ・アルバム | |
---|
コンピレーション・アルバム | |
---|
主な楽曲 | |
---|
関連人物・項目 | |
---|
カテゴリ |