任務種別 | ISSへの補給 |
---|---|
運用者 | スペースX |
COSPAR ID | 2023-080A |
任務期間 | 24日 22時間 43分 |
特性 | |
宇宙機 | ドラゴンC208 |
宇宙機種別 | カーゴドラゴン |
製造者 | スペースX |
燃料無重量 | 9,525 kg (20,999 lb) |
寸法 | 全高:8.1 m (27 ft) 直径:4 m (13 ft) |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2023年6月5日 15:47 UTC[1][2] |
ロケット | ファルコン9ブロック5、B1077.5 |
打上げ場所 | ケネディ宇宙センター、LC-39A |
打ち上げ請負者 | スペースX |
任務終了 | |
回収担当 | シャノン |
着陸日 | 2023年6月30日 14:30 UTC |
着陸地点 | 大西洋 |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
傾斜角 | 51.66° |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ハーモニー 天頂側 |
ドッキング(捕捉)日 | 2023年6月6日 09:54 UTC |
分離日 | 2023年6月29日 16:30 UTC |
ドッキング時間 | 23日 6時間 36分 |
スペースX CRS-28の徽章 |
COSPAR ID | 2023-080A |
---|---|
SpX-28としても知られるスペースX CRS-28は、2023年6月5日に打ち上げられた国際宇宙ステーション(ISS)への商業補給サービスミッション[1]。このミッションはNASAによって契約され、スペースXがカーゴドラゴンC208を使用して飛行した。これは、NASAのCRSフェーズ2の下でスペースXが運行する8回目の飛行となった[3]。
スペースXはカーゴドラゴンを最大5回まで再利用する予定である。カーゴドラゴンは船内の宇宙飛行士を守るために必要なスーパー・ドラコ緊急脱出エンジン、座席、操縦装置および生命維持装置なしで打ち上げられた[4][5]。ドラゴン2は、ドラゴン1に対して再改修時間を短縮して飛行間隔を短縮するなどの改良が加えられている[6]。
NASAのCRSフェーズ2契約下での新しいカーゴドラゴンカプセルは、フロリダ州東方の大西洋に着水する予定である[4][7]。
NASAはCRS-28ミッションのためにスペースXと契約を結んでおり、これに従ってカーゴドラゴンの主要ペイロード、打ち上げ日および軌道パラメーターを決定した[8]。CRS-28ミッションには梱包された与圧貨物1,964 kg (4,330 lb)、非与圧貨物1,340 kg (2,950 lb)の総計3,304 kg (7,284 lb)の貨物が積載された[9]。
XTJプライム宇宙太陽電池を使用した3対目の新しい太陽電池アレイ。スペースX カーゴドラゴン宇宙船の非与圧トランクに搭載されてステーションに届けられた[10]。
この新しい太陽電池アレイの設置にはそれぞれにつき2回の船外活動が必要となる。1回目に改造キットを使用して作業場所の準備を行い、2回目で新しいパネルを設置する[11][12]。
NASAグレン研究センターの研究:[13]
このミッションでは複数のキューブサットが計画された。
CRS-28補給ミッションは、当初は2023年6月4日 16:12:41 UTCの打ち上げが予定されていた。しかしながら、ブースター回収エリアの強風のために、カウントダウンはT-01:49:08に停止され、スペースXはミッションを中止して翌日に延期した。その45分後に、スペースXは新しいT-0が15:47 UTCであることを発表した。ファルコン9ロケットとカーゴドラゴン宇宙船はケネディ宇宙センター39A打ち上げ施設から新しいT-0に離昇した。T+02:38に第1段が分離され、ファルコン9はT+09:05に無人船 A Shortfall of Gravitas に着艦した。カーゴドラゴンはT+12:11に第2段から分離した。
ドラゴンは6月6日火曜日の09:54 UTCに国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールにドッキングした[17]。
スペースXは6月7日にTwitter上で、ドラゴン2が軌道上でのべ1,324日を過ごし、スペースシャトル計画全体の宇宙滞在時間を超えたと発表した。スペースXはまた、今回のミッションはドラゴン1とドラゴン2あわせて38回目のISSへのミッションであり、シャトルの37回を上回ったとも発表した[18]。