ស្រះស្រង់ Srah Srang | |
西側テラス | |
所在地 | カンボジア、シェムリアップ州 |
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座標 | 北緯13度25分52秒 東経103度54分24秒 / 北緯13.43111度 東経103.90667度 |
所属 | アンコール遺跡 |
全長 | 700m |
幅 | 300m |
歴史 | |
建設者 | ジャヤーヴァルマン7世 |
資材 | ラテライト、砂岩 |
完成 | 12世紀末 |
建築物 | |
建築様式 | バイヨン様式 |
スラ・スラン(Srah Srang, クメール語: ស្រះស្រង់)は、カンボジアのアンコール遺跡にある東バライの南、バンテアイ・クデイの東側に位置するバライである。「王の沐浴池」(英語: The royal bathing pool[1])とも称される。
当初はラージェンドラヴァルマン2世(在位944-968年)の開教師 Kavindrarimathana の指導により、10世紀中頃に掘られた[2]。その後、1200年ごろジャヤーヴァルマン7世(在位1181-1220年)によって変更され、またその西側にはラテライトの桟橋が付け加えられたが、それはおそらく東バライが堆積物に埋まり、機能しなくなり始めていたことによる[3]。フランスの考古学調査では、近くに大規模なネクロポリスが発見された[4]。
現在のスラ・スランは東西 700メートル、南北300メートルで[5]、今もなお一部は氾濫する。他のバライと同様、基底部の検証によって示唆されるように、おそらく寺院がその真中にある人工島の上に建っていた。
砂岩で成形されたラテライトの桟橋がバンテアイ・クデイの入口の向かいにあり[6]、日の出を見るための人気の場所でもある。そこは十字型になり、両側にあるナーガの欄干の端には、3つの頭をもたげたナーガに翼を広げたガルーダが乗った彫刻がある[7]。水辺へと降りられる階段は、両側を2体のライオン(シンハ)によって守られている。