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スーパーターンスタイルアンテナ(英語: super turnstile antenna)は広帯域で無指向性の水平偏波を放射することができるターンスタイルアンテナを、さらに大きな利得を得るために多段に積み重ねたアンテナのこと。バットウイングアンテナやSTアンテナともいう。超短波のテレビジョン放送用アンテナとして広く使用されている。
米国のRCA社が考案したもので、コウモリの羽のような形をしている。アンテナは4つの水平ダイポールアンテナで構成されているので、単体の水平指向性は1/2波長ダイポールの指向性と同様である。水平ダイポールアンテナを上から見て東西南北90度毎に配置し、南北、東西のアンテナに90度位相差で給電すると、ほぼ円形に近い指向を持つ電波を放射することができる。