スーパーボーイ | |
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出版の情報 | |
出版者 | DCコミックス |
初登場 | Adventures of Superman #500 (1993年6月) |
クリエイター | カール・ケセル トム・グラメット |
作中の情報 | |
本名 | コン゠エル コナー・ケント ライオネル・ルーサー |
種族 | クリプトン人のクローン |
所属チーム | プロジェクト・カドモス スーパーマン・ファミリー ヤング・ジャスティス ティーン・タイタンズ |
能力 |
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スーパーボーイ(英: Superboy)、コナー・ケント(英: Conner Kent)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーロー。カール・ケセルとトム・グラメットによって創造され、1993年の"Adventures of Superman #500"で初登場した[1]。
『デス・オブ・スーパーマン』でドゥームズデイによってスーパーマンが殺された後、プロジェクト・カドモスの所長ポール・ウェストフィールドはスーパーマンのDNAからクローンを作り出すために遺体を盗み出す[2]。遺伝子を採取した際、スーパーマンの体が生体電気に覆われていることを発見する。生体電気の反応を再現して、クローンにスーパーマンと似た能力を持たせることに成功する[3]。1つの細胞から1週間で10代にまで成長し、年齢に見合った記憶を人工的に施され、スーパーボーイが誕生した。
プロジェクト・カドモスの施設から脱走しメトロポリスに辿り着くと、スティール、サイボーグスーパーマン、バイザースーパーマンと同時期に「スーパーマンの後継者」として植え付けられた記憶のままに活動しはじめる[4]。サイボーグスーパーマンに捕らわれて以降は、復活したスーパーマンやスティール、スーパーガールと共闘してサイボーグスーパーマンを倒す。その後はスーパーマンとガーディアンの説得でプロジェクト・カドモスに戻ることになり、その際にスーパーマンから改めて「スーパーボーイ」と名付けられる[3]。
プロジェクト・カドモスの一員となるとメトロポリスを去り、プロジェクト・カドモスに斡旋され活動の場をハワイ州に移す[5]。ハワイでは政府直属の任務としてアマンダ・ウォーラーに招集されデッドショット、キャプテン・ブーメラン、ノックアウトらと共にスーサイド・スクワッドに参加した[6]。
ある日、スーパーボーイはスーパーマンに「孤独の要塞」へと招かれる。そこでクリプトン人の歴史を追体験しエル家のことやスーパーマンが地球で活動する意義を知る。スーパーマンからスーパーボーイにコン゠エルの名前を与えられ、仕事仲間では無く、エル家のSのシンボルを持つ者同士協力して欲しいと頼まれる。クローンとして生まれ、それまで自身の過去も家族もいなかったスーパーボーイは、個人として名前がついたことに涙を溢れさせて喜んだ[7]。
タイトル | 収録内容 | 刊行日 | ISBN |
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Superboy: Trouble in Paradise | Superboy Vol.4 #0-10 | 2018年1月 | 978-1401275136 |
Superboy: The Boy of Steel | Adventure Comics #0-3,5-6, Superman Secret Files 2009 | 2011年5月 | 978-1401227739 |
Superboy: Smallville Attacks | Superboy Vol.5 #1-11 | 2011年12月 | 978-1401232511 |
New 52 | |||
Superboy Vol.1: Incubation | Superboy Vol.6 #1-7 | 2012年8月 | 978-1401234850 |
Superboy Vol.2: Extraction | Superboy Vol.6 #0, 8-12, Teen Titans Vol.4 #10 | 2013年6月 | 978-1401240493 |
Superboy Vol.3: Lost | Superboy Vol.6 #13–19, Superboy Annual Vol.6 #1 | 2014年1月 | 978-1401243173 |
Superboy Vol.4: Blood and Steel | Superboy Vol.6 #20–25 | 2014年7月 | 978-1401246853 |
Superboy Vol.5: Paradox | Superboy Vol.6 #26–34, Superboy: Future's End #1 | 2015年1月 | 978-1401250928 |