「セイ・ユー、セイ・ミー」 | ||||
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ライオネル・リッチー の シングル | ||||
初出アルバム『セイ・ユー、セイ・ミー』 | ||||
B面 | キャント・スロー・ダウン | |||
リリース | ||||
ジャンル | R&B、アダルト・コンテンポラリー | |||
時間 | ||||
レーベル | モータウン | |||
作詞・作曲 | ライオネル・リッチー | |||
プロデュース | ライオネル・リッチー、ジェームス・アンソニー・カーマイケル | |||
チャート最高順位 | ||||
ライオネル・リッチー シングル 年表 | ||||
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「セイ・ユー、セイ・ミー[注釈 1]」(Say You, Say Me)は、ライオネル・リッチーが作詞・作曲し1985年にシングルA面として発表した楽曲。映画『ホワイトナイツ/白夜』(監督:テイラー・ハックフォード)の主題歌に起用され、1986年のスタジオ・アルバム『セイ・ユー、セイ・ミー(原題:Dancing on the Ceiling)』にも収録された。
リッチーはハックフォードから『ホワイトナイツ/白夜』の主題歌を書き下ろすよう依頼されたが、最終的に映画のタイトルを冠した曲のアイディアは出ず、その代わりに本作のデモ・テープを送ったところ、ハックフォードに気に入られたという[13]。なお、ハックフォードは本作のミュージック・ビデオも監督している[14]。ただし、当時リッチーが所属していたモータウンは、本作を『ホワイトナイツ/白夜』のサウンドトラック・アルバム(アトランティック・レコードより発売)に収録することを許可せず、映画の公開と同時期に、自社からシングルとしてリリースした[13]。
アメリカの総合シングル・チャートBillboard Hot 100では、1985年12月21日から合計4週連続で1位を獲得し[15][16]、ソロ名義としては4作目(ダイアナ・ロスとのデュエットも含めれば5作目)の全米1位獲得シングルとなった[1]。また、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは5週、R&Bシングル・チャートでは2週にわたり1位を獲得している[13]。
スウェーデンのシングル・チャートでは10回(20週)トップ20入りし、うち4回(8週)1位を獲得した[4]。ノルウェーのシングル・チャートでは16週連続でトップ10入りし、うち9週にわたって1位を独占した[5]。
本作はアメリカの映画賞で高く評価され、アカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞 主題歌賞の両方を受賞した[17][18]。音楽評論家のエド・パワーは2015年、『デイリー・テレグラフ』紙の記事「ライオネル・リッチーのベスト・ソング20」において本作を4位に挙げ「リッチーは装飾を排した哀歌を生み出すまでの域に行き着いたようだ」と評している[17]。
2017年にはアメリカ映画『ベイウォッチ』のサウンドトラックでも使用され[18]、同作のサウンドトラック・アルバムにも収録された[19]。
「セイ・ユー、セイ・ミー」 | |
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ライオネル・リッチー with ラスマス・シーバック の シングル | |
初出アルバム『ベスト・デュエット〜タスキーギ』 | |
リリース | |
規格 | デジタル・シングル |
ジャンル | R&B、カントリー |
時間 | |
レーベル | ユニバーサルミュージック |
作詞・作曲 | ライオネル・リッチー |
プロデュース | ライオネル・リッチー、トニー・ブラウン |
チャート最高順位 | |
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リッチーが自身のヒット曲をカントリー・アレンジで再録音したアルバム『ベスト・デュエット〜タスキーギ』(2012年)では、本作もリメイクされており[21]、アメリカ盤にはジェイソン・アルディーンとのデュエット[22]、ヨーロッパ盤および日本盤にはラスマス・シーバックとのデュエットが収録された[23][24]。後者はデジタル・シングルとしてもリリースされ、デンマークのシングル・チャートでは7週トップ40入りして、最高3位を記録した[20]。
先代 Mr.ミスター「ブロウクン・ウィングズ」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1985年12月21日 - 1986年1月17日(4週) |
次代 ディオンヌ&フレンズ「愛のハーモニー」 |