『セッツァー・ゴーズ・インストゥル-メンタル』 | ||||
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ブライアン・セッツァー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロックンロール、ロカビリー、ブルーグラス、インストゥルメンタル | |||
時間 | ||||
レーベル | サーフドッグ・レコード | |||
プロデュース | デイヴ・ダーリング、ブライアン・セッツァー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ブライアン・セッツァー アルバム 年表 | ||||
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『セッツァー・ゴーズ・インストゥル-メンタル』(原題:Setzer Goes Instru-MENTAL!)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ブライアン・セッツァーが2011年に発表したスタジオ・アルバム。自身初のインストゥルメンタル・アルバムである[2][3]。
当初は歌詞のある新曲を7曲作っていたが、たまたま「ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー」をギターで弾いたところ「とてもクールだ」と感じ、インストゥルメンタル・アルバムを作ることにしたという[3]。
オリジナルの新曲「ゴー・ゴー・ゴジラ」は、当初はリヴィング・エンドのクリス・チェニーに提供するために作られた曲だが、最終的にはセッツァー自身が録音し、この曲は2011年公開の映画『ソウル・サーファー』のサウンドトラックに提供された[4]。「ロンサム・ロード」は1927年に作曲されて以来、多くのアーティストが取り上げてきた曲だが、セッツァーはボビー・ダーリンのヴァージョンを参考にし、その上でロックンロールのリズムとジャズ・ギターを融合したという[5]。
ビクターエンタテインメントから先行発売された日本盤CDは、オリコンチャートで141位を記録[1]。アメリカでは『ビルボード』でチャート入りを果たせなかったが、第54回グラミー賞では本作が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞にノミネートされた[6]。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け、「このアルバムについて最も良い所は、セッツァーがどれほど完成されたルーツ・ギタリストであるかを立証する速いピッキングに、正面切って焦点を当てたことだ」と評している[2]。
特記なき楽曲はブライアン・セッツァー作。