ジャンル |
アクションアドベンチャー 脱出アクション |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | フィールド |
発売元 |
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ディレクター | 吉田秀司 |
デザイナー |
木邨圭太 岩下英幸 |
シナリオ | 木邨圭太 |
プログラマー |
阿部浩之 三浦義弘 |
音楽 |
那珂裕之 新倉耕二 |
美術 |
青柳健二 實取正敏 門間毅 |
シリーズ | シネマティックライブシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 8メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
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その他 |
型式:![]() ![]() |
『セプテントリオン』 (Septentrion) は、日本で1993年5月28日にヒューマンから発売されたスーパーファミコン用2Dアクションアドベンチャーゲーム[2]。「セプテントリオン」は、ラテン語で「北斗七星」を意味する。なお、北米では『SOS』のタイトルでビック東海から発売された。
開発はフィールドが行い、ゲーム・デザインは木邨圭太、ディレクターは吉田秀司が担当している。ゲーム内容は4人の中から主人公を1人選択し、沈没する豪華客船から1人でも多く乗客を救出する事を目的としている。
1999年3月11日にはPlayStation用ソフトとして、3Dアクションゲームとなった『セプテントリオン ~Out of the Blue~』が発売された(後述)。
スーパーファミコン版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂入りを獲得した。
テレビゲームに映画のような迫力とライブの様な臨場感を持たせることを目指して作られた、シネマティックライブシリーズ第1弾。パニック映画特有の感覚をゲームシステムに取り入れている。
豪華客船レディ=クリサニア号が嵐による高波によって転覆。主人公は生存者を探索・救出しながら、リアルタイム60分以内(条件によってはそれ未満)に脱出口を見つけ、沈没する客船を脱出しなければならない。
世界観は映画『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)のオマージュである。主人公の1人はスコット牧師と全く同じ特徴を持ち、中には同作と全く同じ会話までされることもある。SFCの回転グラフィックを活かし船内の揺れを表現、それによってリアルタイムでマップが変化するシステム。また、ゲーム中の字幕やオープニングやエンディングのスタッフロールも映画そのものである。BGMは1曲が続けて流れるのみである。
発売元であるヒューマンは倒産しており、更に外注作品であるため、2007年にテレビ番組『ゲームセンターCX』で本作が取り上げられた際には、「許可がなかなか下りなかったソフト」として紹介された。版権表記は「(C)HAMSTER Co. ゲームデザイン・シナリオ 木邨圭太」となっていたが、後に発売された番組のDVD版では「(C)木邨圭太」となっている。
1921年9月13日、午後7時11分。2300人もの乗員・乗客を乗せた豪華客船「レディ=クリサニア」号は、ハンブルトン沖合で突然の大波に飲まれ転覆した。
乗客のほとんどが転覆時の衝撃で命を落とす中、運良く生き残った主人公は、沈みゆくクリサニア号の船内から決死の脱出を試みる。転覆のショックで耳が聞こえなくなってしまった少女、その場に残り妻と共に死ぬという老人、主人公の言葉に耳を貸さず逆方向へ逃げようとする機関長。生存者たちはそれぞれにドラマを背負っており、彼らを説得、誘導し、なるべく多くの生存者とともに脱出する目的がある。[3]
基本はサイドビューのアクションゲーム。ジャンプで足場を乗り越えたり水中を泳いだりしながら脱出口と生存者を探していく。とても高い場所から落ちてしまったり、落ちてくる障害物や炎に当たったり、水中に一定時間とどまり続けるとミス判定となる。その場合、仲間にした生存者と引き離されると共に5分経過のペナルティを受ける。60分が過ぎるか、残り時間5分未満でミスするとゲームオーバー。
見つけた生存者は自動的、生存者によっては回答と無視による説得で仲間にする事ができる。仲間にした生存者(以下、仲間と表記する)は主人公についてくるが、自動ではなく操作する主人公がいる地点を指定することで仲間がそこに移動する方式であり、誘導は自由とは言えない。仲間が危険な場所を越える際は、手を貸すことで補助することができる。仲間は、一定以上の高さからの落下や水中で一定時間とどまり続けると死亡してしまう。また、仲間ごとに体力が設定されており、連れ歩いた状態で移動すると消耗し、体力が0になり力尽きても死亡してしまう(体力は連れ歩き状態を解除し、立ち止まらせると回復する。ただし、連れ歩き状態のまま立ち止まっても回復しない)。死んでしまった仲間は二度と復活しないため、誘導には慎重を要する。特に体力は数値化されていないため、連れ歩きを解除した上で仲間の台詞を聞いて体力の状態を判断しなければならない。子供や女性、老人など体力の低い者はすぐに疲れてしまったり、主人公が助けてやらなければ障害を越えられなかったりする。
船は時間の経過と共に傾斜が変化し[4]、それまで行けた場所に行けなくなったり、逆に行けなかった場所に行けるようになったり、浸水したりしていく。船内の構造は一定だが傾斜の変化はランダムであるため、脱出口を確保しているとしてもそこまでの道が常に安定するとは限らない。救助する生存者によってルートも異なる。
ゴールまでたどり着ければエンディングとなるが、たとえたどり着いたとしても必ず生還できるとは限らず、救助した仲間の救助ポイント[5]の合計と重要人物の救助状況によって主人公のみ生存や逆に主人公以外生存、そしてゴール地点で全滅というエンディングさえある。
ゲーム開始時に以下の4人の中から主人公を選択する。主人公によってスタート地点が異なり、それぞれ独自の能力を持っている。
評価 | ||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.3 | 3.4 | 3.2 | 3.0 | 3.5 | 3.7 | 20.0 |
ジャンル |
アクションアドベンチャー 脱出アクション |
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対応機種 |
PlayStation (PS) 対応機種一覧
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開発元 | アシーナ |
発売元 | ヒューマン |
プロデューサー | 戸川浩明 |
ディレクター | 山崎一 |
プログラマー | 小林圭吾 |
音楽 | 石井雅子 |
美術 |
日田尾秀一 西浦悦史 |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 |
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対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | 型式:SLPS-01940 |
『セプテントリオン ~Out of the Blue~』(セプテントリオン アウト・オブ・ザ・ブルー)は、1999年3月11日にヒューマンより発売されたPlayStation用ゲームソフト。
2000年8月31日にハムスターよりMajor Wave シリーズとして廉価版が発売。2007年5月31日よりPlayStation NetworkのゲームアーカイブスでPlayStation Portable・PlayStation 3向けに配信されている。
3Dポリゴンのアクションゲーム。SFC版との共通点は「転覆した豪華客船から脱出する」という舞台設定だけであり、時代設定・登場人物・シナリオ・操作性など、完全に異なるゲーム性となっている。
1999年12月24日、クリスマス休暇のためにすべて飾られた美しい遠洋定期船であるウェンザー号がボストン港から出港した。しかし、突然の衝突により、船は沈み始める。これは、海難事故とその遭難者の救助をリアルに描いた作品である。
タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | |
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1 | Major Wave シリーズ セプテントリオン ~Out of the Blue~ |
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PlayStation | アシーナ | ハムスター | CD-ROM | SLPM-86612 | 廉価版 |
2 | セプテントリオン ~Out of the Blue~ | ![]() |
PlayStation 3 PlayStation Portable (PlayStation Network) |
アシーナ | ハムスター | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
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評価 | ||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計20点(満40点)となっている[10]。