セヴンス・ソング

『セヴンス・ソング』
スティーヴ・ヴァイコンピレーション・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックヘヴィメタルインストゥルメンタルバラード
時間
レーベル エピック・レコード
プロデュース スティーヴ・ヴァイ
専門評論家によるレビュー
  • The Austin Chronicle 星2.5 / 5[2]
スティーヴ・ヴァイ アルバム 年表
ウルトラ・ゾーン
(1999年)
セヴンス・ソング
(2000年)
アライヴ・イン・ウルトラワールド
(2001年)
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セヴンス・ソング [注釈 1]』(原題:The 7th Song: Enchanting Guitar Melodies - Archives Vol. 1)は、スティーヴ・ヴァイ2000年に発表したコンピレーション・アルバム

解説

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ヴァイは自身のアルバムの7曲目にバラードを収録しており、本作はそれらの曲に加えて、未発表曲3曲、コンピレーション・アルバム『メリー・アックスマス』(1997年)収録曲「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」も収録された[2][3]。また、アルバム『ファイヤー・ガーデン』の19曲目「ウォーム・リガーズ」もヒドゥン・トラックとして追加された[3]。大部分の曲はインストゥルメンタルだが、「タッチン・タングス」はデヴィン・タウンゼンド、「ウィンドウズ・トゥ・ザ・ソウル」はヴァイ自身のボーカルがフィーチャーされている[4]

マイケル・バーティアンは『オースティン・クロニクル英語版』紙のレビューで5点満点中2.5点を付け「徹底的な速弾きをこなすギタリストによる、味わい深く抑制的な演奏(特に"Burning Down the Mountain"と"Melissa's Garden")が多々聴ける」と評している[2]

収録曲

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特記なき楽曲はスティーヴ・ヴァイ作。

  1. フォー・ザ・ラヴ・オブ・ゴッド - For the Love of God - 6:09
  2. タッチン・タングス - Touching Tongues - 5:32
  3. ウィンドウズ・トゥ・ザ・ソウル - Windows to the Soul - 6:25
  4. バーニン・ダウン・ザ・マウンテン - Burnin' Down the Mountain - 4:19
    • EP『Flex-Able Leftovers』(1984年)より。
  5. テンダー・サレンダー - Tender Surrender - 5:10
  6. ハンド・オン・ハート - Hand on Heart - 5:26
  7. メリッサズ・ガーデン - Melissa's Garden - 7:54
  8. コール・イット・スリープ - Call It Sleep - 5:04
  9. クリスマス・タイム・イズ・ヒア - Christmas Time Is Here (Vince Guaraldi, Lee Mendelson) - 4:13
  10. ウォール・オブ・ライト - The Wall of Light - 2:38
    • アルバム『パッション・アンド・ウォーフェア』制作時に録音された未発表曲で、ヴァイ自身がすべてのパートを演奏した[4]
  11. ボストン・レイン・メロディー - Boston Rain Melody - 8:53
    • 未発表曲。ヴァイ(ギター)、マイク・ケネリー(キーボード)、フィリップ・バイノー(ベース)、マイク・マンジーニ(ドラムス)による演奏[4]。本編の後には、アルバム『ファイヤー・ガーデン』からの「ウォーム・リガーズ」がヒドゥン・トラックとして収録されている[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 2005年再発CD (MHCP-631)の帯に準拠。日本初回盤CD (SRCS 2391)の帯の表記は『ザ・セヴンス・ソング』だった。

出典

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  1. ^ スティーヴ・ヴァイ/ザ・セヴンス・ソング”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年5月16日閲覧。
  2. ^ a b c Bertin, Michael (2000年12月22日). “Review: Steve Vai The 7th Song (Epic) - Music”. Austin Chronicle Corp. 2024年5月16日閲覧。
  3. ^ a b c セヴンス・ソング - スティーヴ・ヴァイ”. ソニー・ミュージック. 2024年5月16日閲覧。
  4. ^ a b c d CD英文ブックレット内クレジット

外部リンク

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