セーケイ・ゾルターン | |
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セーケイと フョードル・シャリアピン(左) | |
基本情報 | |
生誕 | 1903年12月8日 |
出身地 | オーストリア=ハンガリー帝国・コチ |
死没 | 2001年10月5日(97歳没) |
学歴 | フランツ・リスト音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト・作曲家 |
担当楽器 | ヴァイオリン |
セーケイ・ゾルターン(Székely Zoltán、1903年12月8日 - 2001年10月5日)は、ハンガリーのヴァイオリニストで作曲家。
コチの生まれ。ブダペストのフランツ・リスト音楽院でフバイ・イェネーにヴァイオリン、コダーイ・ゾルターンに作曲を学ぶ。1921年からベラ・バルトークと演奏活動を通して親交を結び、1937年にハンガリー弦楽四重奏団に第一ヴァイオリン奏者として参加した時には、バルトークからラプソディ第2番を献呈されている。また、ヴァイオリン協奏曲(第2番)の作曲を依頼し、アムステルダムのヒルヴェルサム放送で初演した。その他、バルトークのルーマニア民族舞曲をヴァイオリンとピアノ用に編曲している。1940年から1942年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターを務めた。1972年にハンガリー弦楽四重奏団が解散した後は、バンフ・センターの専属アーティストとして演奏活動を続けた。
作曲家としては無伴奏ヴァイオリン・ソナタや弦楽四重奏曲などを手がけている。