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種類 | 公開会社 |
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市場情報 | LSE: SGE |
本社所在地 |
![]() NE13 9AA North Park, ニューカッスル |
設立 | 1981年 |
事業内容 | ソフトウェアの開発・販売 |
代表者 | スティーブ・ハレ(CEO) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
セージ・グループ(英: Sage Group plc)は、会計や給与管理向けのソフトウェア「Sage」の開発企業。イギリス・ニューカッスルに本拠を置き、欧米豪アジアなど世界約25カ国に拠点を展開、ヨーロッパの法人向けソフト開発企業としては、SAPに次ぐ規模を持つ。ロンドン証券取引所上場企業(LSE: SGE)。
1981年、ニューカッスル大学の学生であったGraham Wylieが会計処理ソフトウェアを開発、このソフトに感銘を受けた印刷会社勤務のDavid Goldmanが、Grahamと同じくニューカッスル大学の学生であるPaul Mullerを誘い3名で起業、初期は印刷会社を顧客とし、やがてリセラーを軸に広い業界へ販路を拡大した[1]。1984年に発表したワープロ向けのSage Softwareシリーズがヒットし、急速に売上が上昇、1989年にロンドン証券取引所に上場、1991年のアメリカ合衆国のDacEasy買収を契機に、世界各地のソフトウェア・ベンチャー企業を相次いで買収し、以降国際的ソフトウェア企業グループへと変貌した[2]。1999年にTetra Ltd.を買収し中規模企業での採用を拡大[3]、2000年に顧客企業数が200万を突破、2009年に600万を突破した[4]。2015年5月、セールスフォース・ドットコム(現・セールスフォース)と戦略的パートナーシップを締結[5]、2017年7月、アメリカ・カリフォルニア州のベンチャー企業Intacctを買収した[6]。
Sageのソフトウェア製品は会計、給与管理、ペイメントの3つの分野を中心とし、Sage One、Sage Live、Sage X3、Sage Peopleなどのコアシリーズを軸に、世界各地域向けにローカライズされた製品を提供している。米国本部はアトランタ、大陸欧州本部はパリにある。
2004年12月にゲーツヘッドにオープンした、ノーマン・フォスター設計の音楽ライブ会場「セージ・ゲーツヘッド」(Sage Gateshead)のスポンサー企業である[7]。また2012年から2014年にかけて、マルシャF1チームに出資した[8]。