ソビェスキ家(ポーランド語:Sobiescy, ソビェースツィ)は、ポーランド貴族(シュラフタ)の家系。「ソビェスキ家」を意味するソビェスツィ(Sobiescy)は男性人間形複数で、個人の姓については男性の場合はソビェスキ(Sobieski, ソビェースキ)、女性の場合はソビェスカ(Sobieska, ソビェースカ)となる。
一族の言い伝えによれば、先祖は13世紀のポーランド君主レシェク2世(黒公)というが、現代の歴史家によって否定されている。一族は16世紀・17世紀に権勢を強め、1674年には一族からヤン3世ソビェスキが国王に選出されるに至った。ヤン3世の男系直系はその祖父であるマレク・ソビェスキに始まるが、ヤン3世の長男ヤクプ・ルドヴィク・ソビェスキの死で1737年には断絶している。